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Channel: 東京里山農業日誌
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くぬぎなど椎茸用樹木の切株から出たひこばえを剪定

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 椎茸用に伐採したくぬぎの切株からひこばえがたくさん出ています。このまま放置すると、たくさんの芽が伸びて見栄えが悪くなります。さらに、それぞれが細いまま伸びてしまいます。このままでは10年後に椎茸用の原木として使えません。このため、芽を1本又は2本に間引く作業をしました。

                 剪定する前の根本、ひこばえがたくさん
 

 細いひこばえは剪定バサミで切り、太いひこばえはノコギリで切りました。伐採した根本周辺はどうしても日陰になります。このため、背が伸びて太陽の光を十分浴びることができる高さに成長するまで数年かかります。椎茸用として伐採するのは10年後頃になると思います。

      細いひこばえは剪定バサミで切断       太いひこばえはノコギリで切断
 

 椎茸用の原木は、およそ10年位の単位で伐採を繰り返します。古い山では根元がこぶだらけの原木があります。このような木は、何十年も伐採が繰り返されてきた木です。里山にはこのようなこぶだらけの椎茸用の木が残っているものです。

                  2本のひこばえを残すように剪定した根本


 椎茸用に伐採した木は数本あります。これら数本の根本をすべて剪定しました。このように、椎茸用のくぬぎやならの木は再生力があります。いわゆる、再生可能農業のひとつが椎茸栽培です。我家の山は広くないので、せいぜい自給用の椎茸だけしか作ることができませんが、お金を使うことなく新鮮な食料を得ることができることを、ありがたく思っています。

       ある原木の剪定した根本         この根元も2本のひこばえを残す
 


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