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Channel: 東京里山農業日誌
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中央アルプス木曽駒ケ岳周辺を1泊2日登山(3/6)

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 19日早朝3時頃、西駒山荘の外に出て星空を見ました。残念ながら、満月だったため星はあまり良く見えませんでした。かろうじて、冬の星座であるオリオン座とカシオペア座が見えました。少し夜空を見上げていると、cちゃんが人口衛星と思われる小さく移動する光の点を見つけました。その後、あきらかに飛行機と思われる移動しながら点滅する点も見つけました。

  山裾を流れる雲海      もうすぐご来光      ご来光を待つ
  

 星空を見終わると、いったん西駒山荘に戻りました。ひと寝入り後、5時少し前に再び外に出ました。この頃になると、東の空が明るくなっていました。ご来光の前に、回りの山々を見渡すと、雲海の上に北アルプスの槍ヶ岳が突き出て見えました。そして、雲海がゆっくりと山々を追い越すように移動していました。

  雲海の上に突き出た槍ヶ岳          東の空に、もうすぐご来光
 

 5時10分頃だったでしょうか、東の空からゆっくりと太陽が昇ってきました。ご来光です。最後にご来光を見たのはいつの事でしょうか、忘れてしまいました。はっきりと覚えているのは、富士山,鳥海山,安達太良山などでしょうか。特に美しかったのは鳥海山です。独立峰で、夏にもかかわらず残雪があります。そして、ご来光時に日本海にピラミッドのような三角形の山の影が映るのです。その絶景を見おろしながら、雪上を歩いて下山しました。

            ご来光に向かって、しばし登山の無事を祈る


 ご来光をたっぷり浴びた後、西駒山荘に戻りました。そして、少しばかり仮眠してから朝食にしました。ご飯,お味噌汁,スクランブルエッグ,ひじきなどを美味しく食べました。食べ終わった頃、突然に窓が開きました。すると、西駒山荘の管理人さんが我々を小声で呼びました。小屋の外にオコジョがいるとのこと。山荘の石垣付近を見ると、可愛らしいネズミほどの大きさのオコジョがちょろちょろと動き回っていました。可愛らしいとは言え肉食で、時にはライチョウを襲うことがあるそうです。

   朝食の、ご飯,お味噌汁,キュウリ,ひじきなどを美味しく食べる


 この山荘は、夏の3ヶ月だけ開け、残り9ヶ月は鍵をかけて閉めるとのこと。ただし、隣の避難小屋は一年中開けているそうです。冬山登山をする方にとって、とても心強い避難小屋だと思います。

          朝もやの中を、これから木曽駒ケ岳に向けて出発


 身支度が終わると、西駒山荘に別れを告げました。この頃になると、霧が出てきて周りの景色は見えませんでした。霧の中を、木曽駒ケ岳に向かって元気よく出発しました。

 別れを告げた西駒山荘    霧の中を木曽駒ケ岳に    ハイマツの中を歩く
  


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