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Channel: 東京里山農業日誌
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来年に備えて、にがうり(ゴーヤ)の種を取る

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 春に種をまいたにがうり、花が咲き終わって実が黄色くなりはじめました。黄色くなると、中の種を取ることができます。蔓にぶら下がった黄色のゴーヤを切り取りました。そして、その中の赤色に染まった種だけを掻き出しました。赤色の部分は何故だか甘いのですが、今年は舐めないまま種だけを取ることにしました。

       黄色になったゴーヤの実から、赤い種子を掻き出す


 掻き出した赤い実は、いったん水に浸します。そして、水のなかで種に付いた赤い部分をこそげ取ります。私は爪や歯ブラシを使って赤い部分を取り去りました。赤い部分はヌルヌルするため、油断すると摘まんだ指の間からツルリと落ちてしまいます。未熟な種は白く柔らかいため捨てます。ヘチマやカボチャはたくさんの種を取ることができますが、ゴーヤは意外に種の数が少なく15粒位しか取れません。

  掻き出した赤い種   水の中に浸した赤い種   ヌルヌルを取り去る
  

 ゴーヤの赤い種は親水性がありますが、赤いヌルヌルを取り去ると、不思議なことに撥水性がある種が取れます。撥水性があるため、茶色の種子は水に浮かびます。ゴーヤの種が面白いのは、その色と形です。まるで、お菓子のアラレにそっくりです。お菓子の柿の種にも似ています。火にあぶれば食べられるような気がします。今回取った種は来春に種まきしようと思います。

          お菓子のアラレや柿の種にそっくりなゴーヤの種


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