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Channel: 東京里山農業日誌
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JR田布施駅周辺の國木田独歩に関わる史跡案内の道順を確認(1/2)

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 10月終わりに第一回目の國木田独歩に関わる史跡巡りをしました。 11月中旬に第二回目の國木田独歩に関わる史跡巡りをしましす。第一回は麻郷・麻里府を巡りましたが、第二回はJR田布施駅周辺を巡ります。その第二回の道順を確認するため下見に行ってきました。狭い範囲を歩くため、それほど時間はかかりせん。時々小雨が降りましたが、傘をさすほどではありませんでした。巡る主な史跡は、波野英学塾跡,定基塾跡,そして専福寺の三ヶ所です。

           東田布施長合の波野英学塾跡の石碑


 郷土館を出発すると、歩道を通ってJR田布施駅に向かいます。そして、東海道本線を跨ぐ陸橋を渡ります。この付近は線路が通る前は三本松と呼ばれたようです。線路が三本松を分断した結果、その後JR田布施側を祇園と呼ぶようになったようです。線路が通る前、この地域一帯には一本松,二本松,そして三本松の地名があったようです。しかし、今は一本松の地名しか残っていません。さて、陸橋を越えると、円満寺跡に行きました。防陽八十八箇所霊場で真言宗のお寺でしたが、今では廃寺になっています。

 JR田布施駅横の陸橋    防陽霊場の円満寺    長合の遮断機跡
  

 円満寺跡を出ると、すぐ近くに國木田独歩が開いた波野英学塾跡があります。東田布施小学長合分校の校舎跡を利用して塾を開きました。続いて、踏切跡(遮断機跡)前を通って田布施高等洋裁学校跡地に行きました。5年ほど前には建物が残っていましたが更地になっていました。その昔、この洋裁学校を卒業した方々は服を作っていたそうです。そして、神田洋服店に出荷して売っていたとの話を聞いたことがあります。

    田布施高等洋裁学校跡地       道端のお地蔵様と石
 

 次に、徳吉稲荷社のある山を回り込んでしばらく歩きました。そして、道端に安置されたお地蔵様に向かいました。このお地蔵様の背後は水路になっていて、水がさらさらと流れています。昔、ここは牛や馬に水をやる場所であったとの話を聞いたことがあります。たまたま同じ道を歩いていた方に聞くと、今では何のお地蔵様であるか知らない方ばかりとのこと。今や由来が分からないお地蔵様になっています。次に富永有隣が開いた定基塾跡に向かいました。

    道順を再確認したJR田布施駅周辺の國木田独歩に関わる史跡


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