大きな猫が入ることができるように、試作品より大きな猫ちぐらとなりました。しかし、大きくなるに比例して作るのが難しくなることが分かりました。例えば、全体的にふにゃふにゃして軟らかくなります。そのため、正確な位置に針を通して編むことが難しくなりました。
そこで、竹で輪を二個作って猫ちぐらにはめ込み形を安定させました。おかげで正確な位置に針を通しやすくなりました。猫ちぐらが完成すれば竹の輪は取り外します。猫ちぐらを作るための竹細工?
猫ちぐらの形を安定させるための竹の輪
竹林に行って適度な竹を切り出しました。そして、適当な幅の竹になるように何度か縦割りしました。久しぶりに鉈を使っての作業です。さらに、輪にするためには竹を薄くする必要があります。鉈を使って、容易に曲がる薄さに竹を剥ぎました。
竹を四つ割りに さらに鉈で縦割り 竹を薄く剥ぐ
竹を薄く剥ぐと、円座の外周と同じ直径の輪にしました。そして、輪がほどけないように両端を紐で強く結びました。この竹の輪をほぼろ版猫ちぐらの内壁に埋め込みました。これで、猫ちぐらがふにゃふにゃすることが無くなります。この状態で再度屋根を編みました。工夫したり試行錯誤することばかりです。
試しに竹を丸めて輪に 円座の外周に竹の輪を合わせる
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わら細工民具 ほぼろ版猫ちぐらを製作(4/x)
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