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Channel: 東京里山農業日誌
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楽しかった香港旅行4泊5日(1/x)

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 ようやく香港に行く日がやって来ました。6日早朝に練馬の我家をKちゃんの見送りで、家内,息子,そして私の3人が一緒に出発しました。羽田空港には新橋駅からモノレールで行くのですが、何十年ぶりに乗りました。私が初めて飛行機で鹿児島に行った時以来ではないかと思いますが、はっきりとは思い出せません。羽田空港に着くと、所定の手続きを済ませてしばらくコーヒーでも飲みながら休憩しました。

      練馬の我家を、さあ出発                 羽田空港でしばし休憩
 

 飛行機は息子が手配したようで、香港直通のエコノミークラスでした。やや窮屈でしたが、載っている時間は3時間程度です。新幹線で5時間も乗っているのに比べたら楽なものです。さて、飛行機がぐんぐん高度を上げていきました。下を見ると、家や道路がどんどん小さくなっていきます。「ここから落ちたら痛いだろうなあ。」などと思っていると、じきに富士山が見えてきました。

                 翼の下に小さく富士山が見える


 配られた機内食を食べた後、しばらく下界を見ていました。鹿児島を過ぎると、海ばかりの風景に退屈になってきました。思ったより揺れもなく眠くなったためしばらく寝ました。着陸40分位前になると、アナウンスがありました。しばらくして下界を見ると、香港らしい島影が見えてきました。香港空港に着くと、娘達が待っていました。

       見えてきた香港の島々                待っていた娘達と合流
 

 香港空港から、二階建てのバスに乗りました。このバスはこの香港がイギリスの植民地だった痕跡をよく示しているように思います。二階建てバスは、イギリス本土とイギリス連邦だけでしか見かけないように思いますので。このバスに乗って、これから5日宿泊する九龍に向かいました。

   香港空港の二階建てバス停留所              バス内で、しばし楽しく会話
 

 香港空港からは高速道路とおぼしき道路を通り、大きな橋を渡って九龍に着きました。香港に来る前は、立派なホテルにでも宿泊するのかと思っていました。しかし、倹約家の娘らしい考えです。九龍のシェアハウスに泊まることになりました。

                香港空港から九龍まで、二階建てバスで移動


 九龍のジョーダンに着くと、バスを降りました。少し歩いて、これから宿泊するシェアハウスに到着しました。到着後しばらくして、インド人の管理人がやって来ました。彼から、冷蔵庫,電子レンジ,ガスコンロ.シャワーなどの使い方を教えてもらいました。これから、4泊5日の自炊生活の始まりです。とは言っても、外食や買弁が主になりましたが。

     1泊2万円(1人当たり4,000円)のシェアハウスに到着し、生活用品を広げる


 九龍のシェアハウスでしばらく休憩すると、有名な香港の夜景を見るため出かけることにしました。九龍から対岸の香港島に渡り、香港島ケーブルカーに乗って山頂に行くのです。まずは、近くの飲食店で簡単な食事をしました。そして、九龍公園を通って渡船場がある波止場に行きました。九龍公園は、南国の木々がこんもりと生い茂ったなかなか立派な公園でした。時間があれば、もう少しゆっくり堪能したかった公園でした。

    楽しそうに食事する、娘と彼氏              広い九龍公園を横切る
 

 波止場に着くと、大小いろいろな船が接岸していました。世界旅行途中では、と思わせるような巨大な観光船も接岸していました。船に乗る前、体の調子が思わしくない家内が漢方コーナーで漢方薬ジュースを買いました。一口飲みましたが、苦くて私はとても飲めません。その苦い漢方薬ジュースを飲んだためか、家内は以降だんだん体の調子が回復していきました。

      波止場にたたずむ家内               漢方薬ジュースを飲むが
 

 波止場から対岸の香港島までの連絡船は、とても懐かしい船でした。いわゆる伝馬船のようで、船底のエンジンがまさにポンポンと音を立てていました。木造船で、あちこちの柱が鋲で固定されていました。とてもゆっくりと進むので、デッキに立って周りの海辺の景色を楽しみました。このころになると、夕闇が迫ってきました。

              九龍から香港島への連絡船、昔あった伝馬船のよう


 香港島に着くと、すぐにバスに乗ってケーブルカー乗り場に行きました。ところが、中国もお盆休みのようで、たくさんの人でごったがえしていました。ケーブルカーに乗るための行列が半端ではなく、2時間位並ぶらしいとこのこと。このため、今回は山頂に行くのはあきらめました。ケーブルカー乗り場から歩いて、香港の高層ビル街を散策することにしました。

      超混雑のケーブルカー乗り場            香港島の高層ビル街
 

 高層ビルのイルミネーションを見ながら坂を降りて、路面電車(チンチン電車)に乗りました。この路面電車も二階建てでした。かなりレトロな電車で、中はとても狭く感じました。リュックのような大荷物を持っていると通路で身動きできません。昔の日本にはどこにでもあった路面電車、香港で出会うとは思ってもみませんでした。とても懐かしい路面電車でした。

     レトロな二階建て路面電車               私以外、全員が残した亀ゼリー
 

 黄金広場と呼ばれる場所の近くで路面電車を降りました。休憩のための喫茶店を探しましたが、混んでいてなかなか見つかりません。あるお店が空いていたので入りました。そのお店は、亀ゼリーを食べる喫茶店です。出されたゼリーは、超まずくて2口目からは食べられません。どうりで。お店が空いている訳です。このゼリー、亀の甲羅などをつぶしてゼリーにしたものとのことでした。あまりにもまずく苦いので、私は蜂蜜を混ぜてなんとか完食しました。しかし、私以外の全員はあまりのまずさに残しました。大きな鍋は亀を煮込んでいたのでしょうか。

                  九龍のシェアハウスに戻ってくつろぐ


 亀ゼリーを食べ終わると、海底トンネルを通る地下鉄に乗りました。1度乗り換えて、九龍のジョーダン駅で降りました。そして、疲れた足でシェアハウスに戻りました。そして、めいめい好きな姿勢で休憩をとりました。そして、好きな場所で寝ました。

               夕方出かけた香港島、ケーブルカーは混雑で乗れず


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