故障中の発動機を直してみることにしました。この発動機、去年10月に突然動かなくなりました。始動時の圧縮のさいに空気が漏れているようでした。私が思うには、ピストンリングの潤滑油が効かなくなったのではないかと思います。突然の故障を切り抜けるため、水冷式ディーゼルエンジン耕耘機を引っ張り出して代用しました。
再度動くようになったディーゼルエンジン発動機
ところがこの発動機、直さなくても始動を工夫することによって動いてくれました。その工夫とは、冬のような寒い時に始動する方法です。その方法とは、始動前に熱湯を冷却水として入れること、そして空気の吸入口にガソリンを水滴たらすことです。この冬にはこの方法で始動できなかったのですが、今回何度か試すうちに白い煙が出るようになりました。そして、煙を吐きながらこもるような回転を始めました。そして、勢いよく回転するようになりました。
ここに熱湯を入れる 経由を満タンに 高速回転に設定
やれやれ、これでこの発動機が小麦の脱穀や茎の細断に使えそうです。この発動機はとても古いため、使わなくても半年に一度は動かした方がよさそうです。発動機が動いている時、潤滑油がちゃんと供給されているか見ました。すると、潤滑油が流れていることを示すフロートがくるくる回っていました。この発動機は農作業に欠かせません。今後は故障しないように大切に使おうと思います。
始動クランクを回す くるくる回る潤滑油フロート
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古い発動機(ディーゼルエンジン)の始動
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