6月末、約3ヶ月ぶりに東京の我家に行きました。梅雨が終わっていないため不純な天気が続いていましたが、家内と富士山麓のウォーキングに行ってきました。家内がウォーキングツアーに申し込んでいたため、そのツアーに一緒に参加したのです。そのツアーは、富士山の周辺をぐるりと17回で一周するウォーキングの15回目でした。私と家内は初参加でしたが、他の参加者のほとんどは初回から参加している方々のようでした。このため、今回の15回目に加えて残り16回目と17回目に参加すれば、富士山周辺を一周するウォーキングを完歩したことになり表彰されるそうです。
鳴沢富士山博物館 道の駅なるさわ物産館 物産館内で買物
私が二十歳代の頃は、すべて自分達で計画を立てて,自分達で用意して,自分たちで行動していました。このため、登山やハイキングにツアーで出かけるような手段があることを知りませんでした。いろいろ調べると、日本百名山登山を対象にしたツアーもあるようです。自分で全てを計画して実行するのはなかなか大変です。最近は、少しぐらい費用がかかってもツアーを利用する方が安心・安全なのでしょう。
朝は小雨でしたが、途中晴れて富士山が顔を出す
私はかつて登山が好きで、北や南アルプスなど全国の山々に登っていました。当時、神奈川県山岳連盟の岩稜山岳会に所属していました。その団体で、軽登山から始まって、縦走登山,冬山登山,ビバーク,そしてロッククライミングなどを経験しました。そして、ロープワーク,地図の見方,天気図や登山計画書の書き方などの知識も得ました。
しかし、結婚してからはすっかり登山を忘れていました。ところが最近、どういうわけか家内がウォーキングや登山に目覚めたようです。まだまだ低い山ですが、東京にいくたびにどこかの山に一緒に行くことになりそうです。
富岳風穴近くで下車 富岳風穴の入口 風穴内は気温2℃
道の駅なるさわにバスで寄った後、富岳風穴でバスを降りて風穴内を見学しました。風穴内は気温が2℃とのことで、暗い穴の中を歩くととても寒く感じました。中を歩いていると、氷柱やつららがありました。かつて、その天然の冷蔵庫を利用して氷の保存や種や繭の保存に利用していた時代があったそうです。私は以前、近くにある鳴沢氷穴に行った事があります。今回入った富岳氷穴よりも規模が大きかったように記憶しています。
氷穴内は天然冷蔵庫 保存された氷の塊 天井からぶら下がるつらら
さて、今回のウォーキングのスタート地点は富岳風穴です。富岳氷穴の見学が終わると、ウォーキングの始まりです。スタートする前に班編成をしました。私と家内は4班でした。最初1班が先頭です。そして、休憩ごとに先頭を行く班が変わりました。班編成は、特定の人が先頭や後尾に固まらないための工夫なのでしょう。この氷穴をスタートして最初に、青木ヶ原樹海内を歩きました。
樹海の中をもくもくと歩く、単調な樹林帯が続く
樹海は、いったん入り込んだら出ることができない危険な場所とばかり思っていました。しかし、違いました。樹海が危険とのイメージは松本清張の小説「波の塔」から来ているそうです。また、その小説が映画化されヒットしたことも影響あるそうです。
この樹海、ところどころにハイキングルートがあるようです。そのルートさえはみ出さなければ安全に歩くことができます。ひたすら、樹海の中を歩き続けました。単調な木々の景色が続きました。途中、中学生か高校生の団体とすれ違いました。今回歩いたコースは、学校の体育行事にも使われているようです。
富岳風穴~青木ヶ原樹海~西湖ウォーキングのコース
↧
山梨県 富岳風穴~青木ヶ原樹海~西湖ウォーキング(1/3)
↧