一年は早いものです。子供の時は、お年玉をもらうのがお正月の一番の楽しみでした。当時、祖母に300円位をお札でもらっていました。そのお金でプラモデルを買ったものでした。私が自由に使えるお金はお年玉くらいしかなく、貯金はしませんでした。当時はとても一年が長かったです。お年玉を使い切ると、なんだかさみしい気持ちになりました。今の年齢の感覚で5年位待たないと、次のお正月にが来なかったからです。
わらを叩いて柔らかく 手すきでみごを取る ワラを三つに分ける
さて、年越しの準備として注連縄を作りました。10年以上前から手作りしています。田布施に帰ってからは、母屋は婆様が購入した注連縄を飾り、倉庫などは私の手作り注連縄を飾っています。うらじろやミカンなどは付けないシンプルな注連縄です。作る前に適当なワラを選んで、編みやすくなるように叩して柔らかくします。
もう少しで出来上がり 出来上がった手作り注連縄
注連縄は普通の縄と編み方が異なります。縄は二本を編み込むので比較的簡単にできます。しかし、注連縄は三本を編み込むので容易にはできません。逆編みですので、さらに大変です。しかし、二個程度作るためそんなに時間はかかりません。注連縄を編み終わると、軽く焼いてワラで磨くと注連縄がつるつるになります。あとはも丸く縛って完成です。大晦日の明日、倉庫などに飾ります。
日向ぼっこしながら小豆を選別
注連縄を完成させると、11月に脱穀した小豆を選別しました。虫の食い跡がある小豆やゴミなどを手で取りました。天気が良いので、日向ぼっこしながらのんびり作業しました。続いて、木箱が緩んでいたため釘を打って直したり、サトウキビを休眠のため籾殻に入れて屋内の部屋に保存しました。約3ヶ月の休眠です。そして、今年のカレンダーを来年のものに張り替えました。
休眠に入るサトウキビ カレンダーを取り替え 太い枯幹を燃やす
夕方近くには、いつものように枯れ枝を燃やしました。今回は、とても太い枯幹を運んだので少しばかり腰を痛めました。山の地面に転がしていたため、湿気を吸っていてとても重かったです。山から降ろす時は、蹴るようにして落としました。しかし、落とした後、紐で引っ張ったり、持ち上げたり、引きずったりと、くたびれました。この太い枯幹で今年の焼却作業はおしまいにしました。来年も暇をみては焼却作業をしようと思います。
太い枝や幹はすぐには燃え尽きないため、暗くなっても燃え続ける
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注連縄作り,小豆選別,焼却など、年越しの準備
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