陸稲畑に生えた雑草を取っていると、百日草の芽があるではありませんか。去年の夏には雑草だらけの畑だったのに、どうして百日草の芽が出ているのでしょうか。最初その理由が分かりませんでした。千日紅は全くこぼれ種から芽生えた苗がありませんでしたから、百日草はそれだけ野生に近く強い花なのですね。
陸稲の横に芽生えていた百日草
そこで去年の夏の写真を探して見ると、雑草の間にわずかに百日草が咲いていました。一昨年に父親が咲かせていた百日草が、去年こぼれ種から芽生えて花を咲かせ、今年はそのこぼれ種から芽生えた百日草に違いありません。小さな芽だったので気が付かないで、陸稲の除草の時に削ってしまいました。今回発見した芽は、陸稲のすぐ横に芽生えたために除草時に削られなかった幸運な芽です。
父が咲かせた百日草('10/8/8) 移植した百日草の苗
見つけた苗は8株ほどしかなかったため、大事に掘りあげて別の場所に移植しました。いろいろな花色があるため、お盆頃に咲いてくれればいいのですが。そうすれば、もともとこの花が好きで栽培していた亡き父親にたむけることができます。
約30cm間隔で植え付けた百日草の苗
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百日草(こぼれ種)の苗を移植
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