5月に苗を植え付けた藍、夏に生藍染めをしてみました。そして、一週間ほど前に再び生藍染めをして、今度は染めた布を二枚重ねにしてコースターに加工してみました。
ところで、いろいろ試行錯誤をしていますが、なかなか思うように色がついてくれません。布は、絹が一番良いようですが、コーティングされている絹は染まりにくいです。葉の質も大切です。夏の濃い色の葉が良いようです。また、アルカリ水の濃度や吹きかけ量も微妙です。試行錯誤の連続です。
絹布に上に葉を置く サランラップの上から叩く 葉を潰すように叩く
こ
藍を育てている畑から、数枚の葉を千切ってきます。そして、絹布の上に葉を置いて、サランラップで包みます。そして、その上から金槌で叩くのです。葉が潰れて汁が絹布に浸みこむよう叩き続けます。一度サランラップを開いて、アルカリ水を霧吹きで吹き付けます。ただ、葉を叩き過ぎてドロドロにならないようにします。
絹布を伸ばすアイロン 絹用の低温に設定 霧吹いてアイロンがけ
次に一時間程度放置します。すると、色が緑から藍色に変色してきます。一時間を過ぎると、サランラップを外してさらに一時間程度放置します。そして、流水で強くこすって洗います。すると、緑色が流れ出し、葉の形をした薄い紺色(藍色)が残ります。その後、布を天日乾燥します。
二枚重ねにしてミシンでコースターに加工
乾燥が終わると、布はしわが出ています。布に霧を吹いた後、アイロンを使って伸ばします。そして、染まった布を二枚重ねにして、ミシンでコースターに加工します。このミシンは下糸がない機種のため、とても使いづらいミシンです。さらに、小学校以来ミシンを使ったことがないこともあり、曲がりくねった変なコースターになってしまいました。しかしながら、コップを置いてみると、とても味があるコースター(自称)となりました。
ミシンを使ってコースターに加工 角が曲がりくねった変なコースター
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藍の葉で絹布を生藍染めし、コースターに加工
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