石走山古墳の見学を終わると、次に後井古墳に向かいました。石走山を下りてもくもくと歩きました。後井古墳は年に何度も行っているので、私にとっては少々飽きた古墳です。しかし、今回のウォーキングで初めて後井古墳に来た方もいます。その方のためにも後井古墳について解説しました。
石走山の坂を下りる 後井古墳はもうすぐ 広い後井古墳の石室
他の古墳にない特徴の一つが、今でも里人から大切にされていることです。江戸時代に発見されたこの古墳、当時の人には神様がいる穴に思えたのでしょう。発見以降、秋葉神社として今でも信仰の対象になっています。瀬戸地区の上下の班が一年ごとに交代でお掃除したりお祭りしているのです。他の古墳は発掘調査が終わると、すぐに手入れされなくなり雑草が生い茂るのとは対照的です。
石室入口で後井古墳について解説
後井古墳を見終わると古墳巡りは終わりです。次はトイレ休憩を兼ねて田布施苑に向かいました。下見時に施設長さんに訪問を予約しておいたため、難なく受け入れていただきました。トイレを使わせていただきありがとうございました。15分位トイレ休憩すると、富永有隣顕彰碑に向かいました。
休憩した田布施苑 富永有隣墓所 富永有隣顕彰碑
富永有隣顕彰碑に行く途中、この地域の集合墓地にある富永有隣墓所に行きました。なかなか立派な墓石です。表には富永有隣を表す「履齋」が刻まれています。そして墓石の裏側には富永有隣の文字が刻まれています。続いて、瓜迫農業公園に向かいました。
富永有隣顕彰碑前でにっこり14名
富永有隣顕彰碑の隣には末岡精一の顕彰碑が建っています。末岡精一は明治初期の法律家です。富永有隣の親戚にあたります。富永有隣のご子孫は田布施から出ましたが、末岡精一のご子孫は顕彰碑のすぐ隣に住んでおられます。富永有隣顕彰碑を仰ぎ見ると、スタート地点でありかつ終点である城南公民館に向かって歩きました。参加された方々、お疲れ様でした。
田布施町の代表的な古墳を巡ったコース
↧
田布施町 楽しかった古墳ウォーキング(4/4)
↧