次に、戎ヶ下地区の白石氏前に向かいました。国道188号線と交わる場所で、信号手前でお祓いがありました。かつては海に面していましたが、戦後国道188号線の位置が変わってから周りの様子が変わりました。元々はここから渡船場前までを国道が通っていましたが、戦後に山側を国道が通るようになりました。かつては牡蠣の養殖場が、その後塩田や水田になり、今は工場が目の前にあります。
14.戎ヶ下立石氏前 15.天満宮前 16.山本氏前
続いて、国道188号線を跨いで天満宮前に行きました。この天満宮境内には、戎ヶ下の名前の由来になったのではないかと思われる戎様の祠があります。また、天満宮拝殿横にタイムカプセルがあります。埋めた当時小学生だった子供が、60歳になった時に掘り出すとの事。今から15年後に掘り出すようです。続いて、山本氏前に行きました。江戸時代この近くに刑場があったそうで、その記録が残っています。そして、その御霊を弔うお地蔵様が今も近くにあります。
17.見田団地に着いた御神輿
戎ヶ下を出ると、見田団地に行きました。住吉神社のお祭り時には見田団地前の広場でお祓いがありますが、高松八幡宮のお祭り神幸時には団地内でお祓いがあります。次に麻里府尾津東の御旅所に行きました。続いて、麻里府公民館前に行き、さらに殿明商店前でお祓いがありました。
14.尾津東御旅所 15.麻里府公民館 16.殿明商店横
殿明商店横でのお祓いが住むと、次は立石です。立石地区は麻里府の最西端にあります。住宅がありますが、近年は住む人が少なくなったのでしょう、2名の方がお祓いに来られました。ここは瀬戸内海に面している眺めの良い地区です。目の前に馬島が見えます。
17.馬島を目の前にした立石
立石地区の裏山に、麻里府尾津地区などの方々の墓地が広がっています。その墓地の中に、幕末の麻里府で起きた加徳丸事件で惨殺された薩摩藩の方が葬られています。この麻里府で幕末に大事件が起きたことを知っている人は少なくなりました。この事件の一部が幕末の大阪で瓦版になっています。
高松八幡宮夏祭り御神幸のコース
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田布施町 高松八幡宮 夏祭り 御神幸とお迎え提灯 2017(3/x)
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