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Channel: 東京里山農業日誌
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たぶせ少年少女合唱団 15周年記念コンサートを鑑賞して

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 今年もたぶせ少年少女合唱団コンサートの季節がやってきました。一緒にウォーキングしたり工作を支援した子供達が歌っていることもあり、今回で5回連続で来たことになります。4年前3年前2年前そして去年を思い出します。小学2年生だった子供が今年中学生になり、赤ちゃんだった子供が小学1年生として歌っています。子供の成長の速さには驚きます。それは逆に、自分が年老いていくことの証でもありますが。

      たぶせ少年少女合唱団のテーマソング Humming Angel


 さて、今年の1部と2部は日本の歌です。1部は唱歌で、子供も大人もお年寄りも安心して歌えます。歴史的に見て、江戸時代までは各地域ごとに独自の民謡,田植え歌,そして子守歌などが歌われていました。明治以降になって近代化を図る上で、より日本人としての誇りや素晴らしさを持って欲しいとのことで積極的に学校で歌われたように思います。そして今も、日本人の心に見事に溶け込んでいます。

  第1部日本の歌 唱歌     最初にふじのやま    第2部 日本のうたⅡ
  

 第3部はこれまでのコンサートにはなかった歌です。中学生が作詞した創作ソングです。ピアノの演奏も中学生だったように思います。聞いてみて、今風の詩であり音律の流れをとても新鮮に思いました。音楽も時代と共に変わっていきます。とても面白い試みであると思います。ただ歌うだけでなく、作詞、演奏、そして今後は指導者のもとに作曲も試みても良いかも知れません。

第3部 中学生創作ソング     君へのきもち       かがやく夢
  

 最後第4部は、オペラ ごろにゃんカンタービレでした。子供らしい分かりやすいオペラでした。私はオペラはあまりよくは分からないのですが、オペラ歌手の歌は好きでした。以前好きだったのは、とても古いのですがマリアカラスでした。娘が小さい頃に「夕鶴」だったと思いますが子供向けに編集したオペラを鑑賞したことがあります。

         第4部 オペラ ごろにゃんカンタービレ


 ところで、私は高校生の頃まではあまり音楽は好きではありませんでした。音楽が嫌いなのではなく音楽の授業が嫌いだったのです。ところが、東京に出た頃にどう言う訳かJazzが好きになりました。たまたま友達がピアノが演奏できて、Jazzのクラブに一緒に入らないか誘われたのです。楽器はさっぱりの私でしたが、一緒にお試しに入部したのです。それからずっと、思いがけずJazzを演奏してきました。たまたま演奏者を募集していたトロンボーンです。そう言えば、当時まだ売れていなかった高橋まり子、イルカ、青い三角定規、武田鉄矢の海援隊などと楽屋が同じだったことがあります。とは言っても、私は前座が多かったのですが。それも今となっては良き思い出です。今、私がJazzを演奏していたことを話すと皆さん不思議がります。

      二十歳頃の私、とあるミュージックフェスティバルにて


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