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Channel: 東京里山農業日誌
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染色に使う紅花の種まき

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 去年、紅花の種を蒔いて花びらを採集しました。その花びらを乾燥させて染色に使ってみました。しかし、花びらの量が少なかったために染色として使える事を確認しただけに終わりました。今年は、布又は糸を染色できる量の花びらを収穫したいと思います。今回、去年取っておいた花から種を取り出して種を蒔きました。

           種取り用に乾燥保存していた紅花の花


 ところで、紅花の花には痛い棘があります。乾燥した花から種を取るのは大変でした。私は軽く木槌で花を叩いて花を壊します。すると、種がはじけるように飛び出ます。その種を集めました。そして、株間50cm位開けて種まきをしました。発芽率が分からないため1株分4粒ほど種まきしました。芽が出れば1本立ちにしようと思います。何せ紅花の栽培方法を書いた本が無いので、去年から試行錯誤しながら育てています。

  花からはじけた種     取り出した紅花の種    1株4分粒ほど種まき
  

 さて、紅花は秋に種まきして冬越しすることもできます。そのため、去年の秋に種まきして移植しました。しかし、わずかな紅花しか育っていません。ちゃんと育ったのは1割にも満たないのです。残りの9割は冬の寒さで枯れてしまいました。紅花は移植が難しいようです。この秋、種まき後移植しないで育ててみようと思います。

     冬越しした紅花          手前の紅花の向こう側に種まき
 


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