馬島小学校跡地から要害山まで、竹藪の小道を登ります。途中、かつては段々畑ではなかったかと思われる畑跡がありました。戦争が終わった昭和20年代日本中が食糧不足でした。そのため、山から谷からあゆる場所が田畑として開墾されました。昔の人は大変な思いで開墾したようです。要害山に向かう竹藪を歩きながら思いました。
要害山に向かう竹藪道 倒木を越えながら もうすぐ要害山
30分は登ったでしょうか、山道をどんどん登っていると急に視界が開けました。要害山に到着です。雲一つない青空で、これほど絶景な要害山は初めてです。下見時はかすみがかかって九州や四国は見えませんでした。今回はくっきりと九州の国東半島が見え、田布施町と九州が遠くないことが分かります。古代の田布施町が九州文化圏にあることの理由が分かるような気がします。ちなみに、弥生遺跡から見つかった石器が九州の姫島から来たことが分かっています。
要害山に到着、休むことを忘れ、しばし絶景を堪能
要害山から島々を見ていると、それぞれウォーキングした島や半島の思い出が蘇ります。長島の上盛山,祝島,八島,牛島,室積半島などです。要害山から周りをぐるりと見渡すと、ウォーキングしたことがない山を探すことが困難です。ウォーキングの会を始めて7年ほどになりますが、今では数えきれないほどの山,川,海,島などをよく歩いたものだと思います。
去年歩いた牛島 室積半島と梶取岬 麻里府や平生湾
要害山から南方面を見下ろすと、昼食休憩後に向かうのんびらんどうましま、海水浴場、刎島などが見えました。その向こう側には、まだ歩いていない佐合島がみえました。来年の5月は大津島を予定していますので、佐合島は再来年訪れる予定でいます。要害山からの景色があまりに良かったので、休憩することを忘れてしばし絶景を楽しみました。
昼食休憩後訪れる、のんびらんどうましま,海水浴場,刎島などを見下ろして