石の口八幡宮では、お弁当とお茶を受け取ると各自めいめいの場所で昼食休憩をとりました。私は、石階段に座ってお弁当を食べました。30分位休憩したでしょうか。休憩後しばらく石の口八幡宮周辺を見回った後、紙芝居が始まりました。史跡探訪では、探訪した場所に関わる紙芝居をします。ちなみに去年の史跡探訪は馬島でした。そのため、馬島に伝わる言い伝えを元にした紙芝居をしました。
石の口八幡宮の石階段下で紙芝居を鑑賞
石の口八幡宮を出発すると、別所に行きました。別所には薬師堂、そして荒神様・地鎮様・お稲荷様の祠があります。別所は石城山のふもとにあり、石城山に関わる言い伝えがあります。数年前、別所薬師で毎月行われるお大師講を見学しました。田布施にも江戸時代から伝わる念仏があるのです。でも、参加するのはお年寄りばかりです。そのため、あと10年もすれば絶えてしまうのではないかと危惧しています。
別所地区に向かう 別所薬師堂 荒神様、地鎮様、お稲荷様
別所薬師堂から戻ると、次に石城神社の石鳥居に行きました。工事中の事故により倒れたままの鳥居です。再建されないまま横たわっています。次に、幕末期に奇兵隊隊長だった田村知義の巨大な顕彰碑を見学しました。田村知義は明治になって宿井村の初代村長に就任しました。田村知義顕彰碑を見学すると、史跡探訪は終わりです。出発した田布施町中央公民館に戻りました。事故もなく赤字にもならず、世話人としてほっとしました。お疲れさまでした。
倒れたままの石城神社の鳥居 巨大な田村知義顕彰碑