グアムに到着した次の日のメインイベントは息子の結婚式でした。ホテル敷地内にある海を目の前にした式場での挙式です。グアムなのでキリスト教式の挙式で、地元の神父さんや声楽担当の方が挙式を担当していました。私が若い頃も、ハワイやグアムでの挙式はそう珍しくはありませんでしたが、まさか自分の息子がグアムで挙式することになるとは思ってもみませんでした。新婦と相談して決めたのでしょう。
挙式中、式場に並んだ新郎新婦とその両親達
最初、父親に連れられて新婦が式場に入場しました。そして、新郎に手渡される姿には目頭が熱くなりました。赤ちゃんだった子供達、いつの間にか成長して大人になったことを改めて嬉しく思いました。また、これまで育ててくれたお礼にと、息子がレイを肩にかけてくれたことも嬉しく思いました。家内もそう感じたに違いありません。
神父さんと新郎新婦 まさに花嫁! 育ててくれた親にレイ
結婚宣言,両親への感謝,聖歌など,着々と式が進行していきました。娘が挙式した神前結婚式はやや堅苦しいものの華麗でした。一方で、教会式は賑やかで晴れ晴れしいように思いました。それぞれに長所があります。教会式の今回の結婚式、笑いと楽しさが溢れていたように思いました。
新郎側親戚の席 新婦側親戚の席
式場での挙式が終わると、式場下の部屋に移動しました。降りる直前に新郎新婦の上から天使の羽がふわふわと降りてきました。そして、両親や親戚が投げる花びらのスコールに祝福されながら、新郎新婦は階段を降りました。部屋ではいろいろなセレモニーがありました。唯一私の担当は乾杯の挨拶です。出産間際のため出席できなかった娘を皆さんに紹介するなどした後、響くような声で祝福の乾杯をしました。
ケーキ入刀後の新郎新婦 花びらのスコールに祝福される
新郎新婦はそれぞれの従妹達の注目の的でもありました。これから結婚するであろう彼らのよい参考になったのではないかと思います。今後次々に結婚するであろう10人近くの従妹たちと、新郎新婦は新たな親戚関係になるはずです。私や家内の兄弟たちがこれまでしてきたような親密な関係のように。新たな世代の付き合いの始まりです。
次々と美味しい料理 平成生まれのの若い女性達 平成生まれのヤングな男性達
私が結婚したのは35年位前のことです。当時は仕事や育児に忙しくて振り返る余裕がありませんでした。気が付いたら今日の結婚式になっていたような気分です。光陰矢の如しとはこのことなのでしょう。まだまだ若いと思っていた私、いつの間にか若さは娘や息子達のものになっていました。このように次々に世代を超えて、人は年を重ねるのだと思います。世代の交代を体感した今回の結婚式でした。
お互いに年を重ねてきた私と家内 いつも元気な家内と姉妹達
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息子の結婚式など、グアムを楽しむ(2/x)
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