ポケットティッシュケース作りが終わると、オリジナルエプロン作りにはいりました。最初に、10種類位ある布柄から好きな柄を選んでもらいました。選んだのは、小さなアヒルが模様になった柄でした。まずは、左右の袖部分の線を引くため、二つ折りにした布に両面チャコペーパーを挟みました。そして、型紙の線に沿ってルレットを回しました。この型紙は、私があらかじめ作っておいたものです。二つ折りにした布ですので、やや強くルレットを押して回さなければなりません。
選んだ柄の布を二つ折りにして、型紙に沿ってルレットで線を引く
型紙には切断箇所、紐を通す箇所、三つ折りにする箇所が描いてあります。その描いてある線の上をルレットでなぞります。なぞり終わると、布にはチャコペーパーの青色が薄く点線で転写されています。次に、一番外側の線に沿ってハサミで布を切ります。切ったのは左右の袖の部分です。次に、エプロンの首部分を実際に首に当てて椅子に座ります。そして、エプロンの長さを決めます。ひざ下に少し垂れ下がる位がいいでしょう。決めた位置で布を切ります。
左右袖部分を切断 エプロン下部の線を引く エプロン下部を切断
次に、エプロンの隅々を1cm,1cmで三つ折りにします。ただし、左右の袖部分は紐を通すため、2cm,1cmで三つ折りにします。そして、折った箇所が元に戻らないように、アイロンを押し当てます。続いて、ミシンでその三つ折り箇所を全部縫っていきます。ポケットティッシュケース作りで、ルレット、三つ折り、アイロンの基礎を体験していたので、思いのほか楽々にこなしていました。もちろん、手回しミシンも器用にこなしていました。
三つ折り箇所にアイロン当て 手回しミシンで次々に縫う
すべて縫い終わると、通す紐の太さと色を選んでもらいました。紫色の紐が気に入ったようです。選んだその紐を、縫い終わったエプロンに通しました。紐の先端には玉を付けました。これで出来上がりと思っていたら、右袖の糸が大きくほつれていました。残念ながら、完成は次回となりました。1時間半もの間、集中が途切れず制作できたのは立派です。次回は、エプロンを完成させた後、畑に行ってブラックベリーを手摘みします。そして、ジャム作りをしてもらおうと計画しています。
お気に入りの紐を通す 紐の長さを調整 体にフィットするか確認