台風が日本海に去ったようです。風も穏やかで雨も降らなくなりました。地面がどの程度湿ったか畑を見回りました。木々の千切れた葉がたくさん落ちていました。しかし、倒れている木や野菜はありませんでした。その中で里芋だけは元気に大きな葉を持ち上げていました。今年はどういう訳か里芋が豊作のようです。私の背丈ほどの葉が青々と茂っています。この台風による雨で、より元気に育ちまだまだ大きくなるようです。今後も時間を見ては畑を見回ろうと思います。
私の背丈ほどに育った里芋、まだまだ育ち晩秋にたくさん収穫できそう
里芋は湿った場所でよく育ちます。私が東京に住んでいた頃、田んぼ傍の湿った箇所で里芋を栽培していました。南斜面でもあり、それはそれはよく育ちました。食べたいときに掘って芋を収穫しました。そして、全て掘りつくすのではなく、適度な間隔で里芋をその場所に残していました。すると、来年また里芋が芽生えて育つのです。毎年その繰り返しでした。今はそのような、里芋に向いた畑がありません。
ところで、里芋は芋以外に茎を食べることができます。茎には生では到底食べられないアクがあります。しかし、乾燥すると美味しく食べることができます。みそ汁の中に入れて、麩(ふ)のようにして食べることができます。ちなみにハス芋と呼ばれる里芋は茎だけを食べます。里芋の葉はやや細長い(ラグビーのボール型)のですが、ハス芋はやや丸い形をしています。
たくさん生えた里芋の茎 空を覆うほどの里芋の葉
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今年は良く育っている里芋
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