Quantcast
Channel: 東京里山農業日誌
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4622

新庄〜柳井市大平山〜余田を散策

$
0
0

 柳井市の大平山を散策してみました。田布施と柳井を往復していると、北側にある山が気になっていました。そもそも山の名前すら知りませんでした。地図を開いてみて、初めて山の名前を知りました。また、インターネットでこの山のことを調べていると、この山は子供でも登ることができるようです。そこで、この山を初めて散策してみました。

      山口フラワーランド前の十字路            柳井市斎場の裏道を登る
 

 地図上では柳井ウェルネスパーク傍にある斎場の裏道から大平山への山道が続いています。そこで今回、その山道をバイクで行けるところまで行って歩いて山頂に登ってみることにしました。まず、山口フラワーランド前の十字路から斎場に入り、その裏から大平山に続く林道をどんどん登りました。

        山頂下の駐車場広場           大平山の山頂を示す三角点
 

 林道をどんどん登って行くと、いくつかの分かれ道がありました。順路をどんどん進むと木々に囲まれた駐車場らしき未舗装の広場がありました。その広場にバイクを止めて、山頂目指して歩きました。山頂への道は狭いものの歩きやすい道でした。山頂に着くと三角点がありました。山頂は狭く、見晴らしはそれほどよくありませんでした。しかし、柳井湾方面だけは見下ろすことができました。

            三ヶ岳(左丸)と琴石山(右丸)、そして柳井市街がよく見える


 その形から三ヶ岳と琴石山とすぐ分かる山が見えました。その右下には柳井湾が、さらにその向こうには周防大島,笠佐島,平群島などが見えました。下を見下ろすと、山口フラワーランドがよく見えました。また柳井ウェルネスパークから、運動している選手の掛け声と思われる声が聞こえました。

   眼下に山口フラワーランド,柳井市街,柳井湾,笠佐島,周防大島などが見える


 一方、柳井新庄方面を見下ろすと、平生大野,大星山,そして遠くに皇座山が見えました。大星山付近に数個の発電用風車が回っているのが分かります。そして先日散策した赤子山や鉄塔、大回りして歩いた途中の周東病院や道などが小さく見えました。臥龍梅も見えるはずですが、双眼鏡を持って来なかったため確認できませんでした。なお田布施方面や、大平山の北側にある小行司(こぎょうじ)や伊陸(いかち)方面は木々が邪魔をして見えませんでした。

      大星山(右丸)とその周辺の発電用風車、遠くに皇座山(左丸)が見える


 再び広場に降りると、バイクでさらに林道を西に走ってみることにしました。誰も通らないさびしい林道です。途中大平山山頂に登る西登山口がありました。さらに林道をどんどん進むと、ところどころで視界が晴れる場所がありました。この場所から、田布施方面がよく見下ろせました。

        林道と大平山西登山口              林道をどんどん西に進む
 

 田布施方面を見下ろすと、大波野がよく見えました。そして、赤子山やその麓にある坂本病院もよく見えました。その向こうには、麻郷が見え、さらにその向こうには平生湾を通して馬島やその先に祝島が見えました。もっと空気が澄み渡っていれば、九州が見えるのではないかと思います。
 

              眼下に赤子山、大波野、その向こうには麻郷や平生湾が見える


 大波野方面を目をこらして見ると田布施の街が見えました。また、行者山や田布施町と光市の境である千坊山などがなだらかに見えました。そして、麻郷の南端にある城山(じょうやま)の一部が見えました。この山は、何十年にもわたって採掘され続けているため、私が子供の頃に登った山頂はもうありません。その元山頂からは、麻郷,平生湾,水場,田名などが眼下に広がっていました。その城山は、今や幻の山になってしまいました。

      大波野の向こうには、田布施の街が広がり、その向こうには千坊山


 ひたすら林道を進むと、十字路がありました。直線に進むと小行司方面に、右に行くと大平山の北側を回って柳井ウェルネスパークに戻ります。左に行くと余田方面に下ります。今回は、小行司方面に進んでみることにしました。

     大平山北側を回る山道                 余田方面に下る道
 

 小行司方面に向かう道をどんどん進むとだんだん道が荒れてきました。この道は最近使われていないようです。その道を進んでいると、崩れかけた廃家がありました。地図上ではその民家付近から小行司方面に行けるはずなのですがその道がありません。小行司方面へは行けないようです。その廃家から坂を100m下ると、人が住む家が一軒だけありました。その一軒も山の中にポツンとあり、周りには誰も住んでいないようです。

     山の中に一軒だけ人家           林道をしばらく進んでやっと余田に
 

 家に帰って調べると、その一軒だけあった地区は保生地と呼ばれる地区のようです。昭和49年の航空写真を見ると、当時は4,5軒の家があったようです。そして、小行司方面に向かって田んぼが広がっており道もありました。今、その地区には一軒しかないようでした。今の地図でも小行司方面に道が伸びているのですが、今回見つけることができませんでした。実質廃道になっているのかも知れません。 
 ところで、今回もGPSを持って行ったので、大平山周辺をプロットしてみました。すると、山頂を往復して戻らないで、そのまま進んで林道に下りた方が良かったようです。また、林道の十字路から余田方面に下った方が、大回りしないで早く着いたようです。

                  今回散策した大平山周辺の道をプロット


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4622

Trending Articles