桜が満開を迎えたと思ったら、風が吹くたびに桜吹雪となり散っています。今は次々に季節が通り過ぎています。花は必ず散って無くなりますが、樹木は新芽が次々に展開しています。数年前に紙を漉いてみようと植えた楮「こうぞ」は、どの枝も葉が出終わりました。この楮の樹が増えて野良化しています。地味な花が咲いています。紙にはできなくても繊維を剥いで紐にしたり、しなやかな枝を使って籠にできないかと考えています。
半ば野良化して増えてた楮と地味な花
実がなる樹木も葉が次々に展開しています。我家で一番多く食べる甘柿も渋柿も葉が出ています。新しく出た枝はまだ柔らかいため、葉が垂れ下がっています。スカスカしてかすかにリンゴ味の実がなるナツメも、わずかに芽が出始めました。たくさん収穫して、乾燥ナツメにできればと思います。イチジクも枝先に葉が出始めました。イチジクは芯に入り込む害虫を防除できれば、たくさんの美味しい実を収穫できます。
垂れ下がる柿の新葉 小さなナツメの葉 展開するイチジクの葉
ところで、山に入るとあちこちでアケビに遭遇しました。今まで気が付かなかったのですが、意外にもアケビが我家の裏山にたくさん生えていました。たくさん生えていたのは三つ葉アケビです。しかも、葉の付根をみると花房がぶら下がっていました。これから花が咲くようです。小鳥はアケビの実を種ごと食べますが、種を消化できません。そのため、飛びながら種を糞と一緒に落とすのではないかと思います。こんなにたくさんアケビが生えているならば、種まきや挿し木しなくても籠作りに使える枝を手に入れることができそうです。
葉が出終わった三つ葉アケビ 三つ葉アケビの花房
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どんどん進む季節、新芽が次々に展開
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