今年は、國木田独歩生誕150年目に当たります。それを記念して、國木田独歩が多感な二十歳頃を過ごした田布施町で10月~11月展示会を開催します。独歩の小説である「帰去来」,「酒中日記」,「富岡先生」,「非凡なる凡人」などの田布施町に関わる資料を展示します。そして、独歩と親しく関わった人々や、独歩が親しんだ山,川,海,島などの古い写真なども展示します。また、当時に使われた明治の教科書や田布施町と独歩の年譜も展示もします。さらに、10月と11月に独歩に関わる史跡や地域を訪ねるウォーキングをします。私が歩きながら解説します。田布施町郷土館で、それらの準備をしている最中です。
田布施仮寓時代の國木田独歩に関わる写真や資料を掲示中
國木田独歩が田布施町に残した足跡がたくさんあります。それを、年代的に、地域別に分かりやすく展示しようと奮闘しています。私は博物館や歴史館に勤める学芸員ではありません。しかし、それに負けないような展示会になるように同僚と考えています。あと二週間後の展示会開催に間に合うよう努力しています。なお、コロナ惨禍のため9月末まで田布施町郷土館は閉館中です。コロナが収束せず、このまま閉館が続かないかと危惧しています。
展示のためのワークスペース 展示するたくさんの古写真など
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田布施町郷土館 國木田独歩生誕150年記念展示会の準備(1/2)
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