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Channel: 東京里山農業日誌
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田布施 恩額山〜多賀山を散策

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 私の親戚があった平生町は比較的よく知っています。しかし、今住んでいる田布施町の北や西側はあまり知りません。そこで、これから少しずつこれらの地域を散策して見ようと思います。そこで今回、多賀山と呼ばれるらしい低山に登ってみました。登山口がまったく分からないため、何かのモニュメントがあるらしい広場から比較的近いので、その広場から歩いてみることにしました。しかしながら、多賀山よりも途中にあった広場,モニュメント,およびその広場に関わる施設にはびっくりしました。

     広場に向かう石畳の登り道            登り道の両脇は日本庭園のよう
 

 この施設のことを何も知らずに入り、多賀山を登り降りして再び広場や施設に戻りました。戻った時、受付(待機所?)らしき小さな建物があるに気づいて訪問しました。すると、この施設はある宗教の道場だとのことが分かりました。本来は受付を済ませてから施設に入ることを初めて知りました。丁寧にあやまり、この施設のことをお聞きしました。
 その宗教は田布施農業高校の向かい側に本部があります。その宗教は田布施に住んでいる人ならば知らない人はいません。私の高校時代、二世教主となった女生徒が同じ高校に通っていたことを覚えています。そのころ、彼女の父親と私の父親は同じく田布施町会議員でしたので、私の父親は何がしかの関わりがあったかも知れません。二世教主になった彼女のことをお聞きすると、何年か前に亡くなったとのこと。今は、二世教主の娘さんが三世教主になっているそうです。なお、この施設のことを恩額山(山の名前ではない)と呼ぶそうです。

   広場に向かう160段ほどの石階段          広場の周囲で咲いていた梅
 

 お話をうかがいながら、広場についてお聞きしました。するとこの広場、もともとは創始者の方が修行した場所だったとのことでした。その後、信者が3年をかけて広場や施設を建設したそうです。建設経過を記録したアルバムを見せていただきました。田布施にこんな施設があったとは知りませんでした。この宗教について私はまったくの無知ですが、偶然とは言え訪れて少しは勉強になりました。ところで、この施設も本部も申請すれば見学できるとのことでした。

         中心部にモニュメントが立っている広場、北の方角に石城山が見える


 モニュメントが立つ石畳の広場を少し歩き回った後、目的の多賀山に登ってみました。松林の小道を10分も歩かずに山頂に着きました。知らずに歩くと通り過ぎてしまいそうな、何もない丘のような山頂でした。三等三角点が埋め込まれているので山頂と分かります。周りは木々がうっそうと茂っているため、景色を楽しむことはできません。

      松林の小道を静かに登る            丘のような山頂には三角点が
 

 何もない山頂から先に少し進んで見ることにしました。すると、小道の南側は雑木林で主に落葉広葉樹からなり、反対の北側は杉や松が規則正しい間隔で植林された林でした。南の雑木林は道もなく歩くことができませんが、植林された林は定期的に間伐されているのか歩くことができました。細い道がどこまで続くのか分からず心細くなります。しばらくして多賀山の山頂に戻りました。そして、元来た広場や施設に戻りました。

               良く手入れされて歩きやすい、植林された杉林


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