今月の初め、花芽を出していた福寿草が咲き始めました。毎年この花が咲くと春が遠くないことを知ります。この福寿草、もともとは東京奥多摩の檜原村に住む古老の家のそばで群生していました。15年位前その福寿草の一部を古老にいただいて、八王子の我家の庭に移植しました。そして去年の冬、山口県の我家に一部を移植しました。山口県では、この花を見たことがありません。6年前にも移植しましたが活着しませんでした。暖かい地方ではうまく育たないのかもしれません。又は、山間地域でないと育たないのかも知れません。
春が近い!元気に花を咲かせている福寿草
福寿草が育つのは冬に日がさして、夏は日陰になる場所です。つまり、落葉樹の傍です。今回、花が咲いた福寿草は梅の傍に移植したものです。もう一か所花が咲いたのは、スモモの木の下に移植したものです。
咲いた花を観察すると、花柄が関東と比べて小さいことです。また、育ち方で異なるのは花が咲きつつすでに葉が出ている株があることです。関東では、花が散った後に葉が出てきます。やはり、山口県では福寿草が育つ環境が関東や東北と微妙に違うようです。今後、葉がたくさん出ますので、肥料をやるなどしてなんとかこの山口県で増やしてみようと思います。
パラボラアンテナのような花柄 他の株は花が出ず、もう葉が出る
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福寿草が咲き始める
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