旧大畠役場跡からしばらく歩くと、神社とお寺が隣り合わせの場所に着きました。海原神社と長泉寺です。海原神社は立派な石垣の階段の上に拝殿がありました。そして、階段から海へ参道が続いていました。今は国道188号線が参道を横切っており海が見えません。かつては海岸にそのまま参道が繋がっていたのではないでしょうか。俄祭りのさい、ここから海岸にお神輿が向かうのでしょう。なお、鳴門神社のお神輿はこの海原神社まで旧道を通って行き来するとのこと。
横殴りの雪にぶるぶる震えながら、堤防に隠れて昼食休憩
海原神社の隣の浄土真宗長泉寺はとても立派なお寺でした。本堂の大きな屋根がとても綺麗でした。旧道をさらに進むと、浄土宗戒善寺が見えてきました。そのお寺の前に立派なお地蔵様5が安置されていました。屋根があり、赤い帽子によだれかけ、花も供えてありました。このお地蔵様5はまだまだ地域の住民に大切にされていくと思われました。
石垣が立派な海原神社 屋根が綺麗な長泉寺 立派なお地蔵様5
戒善寺横には広い墓所があり、ある家族が墓参りをしていました。続いて、国道188号線を横切って大畠ふれあいビーチに行きました。この頃になると、にわかに空が曇り横殴りの強風となり雪が横に降り始めました。少し経つと、それまで見えた伊保庄や周防大島が雪で見えなくなりました。かろうじて対岸の笠佐島が見えました。
浄土宗の戒善寺の楼門 何もない旧大師堂の跡地
大畠ふれあいビーチの旧大師堂跡地を見た後、その100m先にもあった旧大師堂跡地も見ました。なお、大畠ふれあいビーチ前の国道188号線向こう側には旧鳴門小学校があったとのことです。今は市営住宅になっています。鳴門小学校が移転した頃に旧大師堂も無くなったのかも知れません。旧大師堂に安置されていたお地蔵様は、山上にある遍照院に移転しているとのことです。
柳井市大畠周辺の史跡巡りをしたウォーキングルート
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柳井市 大畠周辺の史跡巡りウォーキング(4/5)
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