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Channel: 東京里山農業日誌
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藍の種まきと育苗の開始

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 一昨日のことです。雨が降るとの天気予報で、急遽藍の種まきと育苗を始めました。昭和初期まで、この田布施町に紺屋が数軒あり田布施川の清流で藍染めをしていました。その記録や写真が残っています。紺屋は、淡路島から藍玉を購入する一方で藍も栽培したようです。田布施町の農業暦に3月に藍の種まきをすることが記されています。それにのっとり種を蒔きました。5月に苗を畑に移植して、7~9月に藍葉を収穫し、必要時に藍染めしようと思います。

         去年収穫した藍の種子を、育苗畑に播種


 最初に育苗する畑を耕しました。去年も同じ場所で育苗しました。日当たりが良く、しかも地味が肥えている畑です。最初、耕運機で丁寧に耕し、雑草の根などを取り除きました。そして、三本クワで畝を盛り上げて、レーキで畝の形に整形しました。今回作った畝では、藍を育苗し、草木染めにするインド藍を栽培し、そして同じく草木染めにする茜を栽培しようと思っています。

  耕運機で丁寧に耕す   クワを使って畝を整形   去年収穫の藍の種子
  

 藍を育苗する畝幅を決め、筋を五本引きました。そして、その筋に沿って藍の種を指でひねるようにして種まきしました。最後に、ふるいを使って細かい土を均等に被覆しました。この暖かい気温が続けば、4月上旬には芽が出るのではないかと思います。藍に限らず、今年もいろいろな色の草木染めを試みようと思っています。そして、地域の方々に草木染めを体験していただけたらと思っています。

    指でひねるようにして播種      ふるいで土を均等に被覆
 


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