やれやれ、窓近くのガラス障子が不注意で割れてしまいました。床にガラスが散らばったため、危険なガラス片をすぐに片付けました。そして、微細なガラス片は掃除機で吸い込みました。ガラスを購入して元通りにはめ込む自信がありません。代わりに障子紙を貼ることにしました。障子紙を貼るのは子供の時以来です。何十年も前の事とは言え、祖母の手伝いで障子紙を貼り変えた記憶が役に立ちました。昔は年中行事の一つとして、年末に畳を干したり障子紙を張り替えていたものです。
障子紙を貼り終えた後、霧吹きで水を吹き付ける
我家には張り替え用の障子紙がありません。そこで、DIYのお店に行きました。すると、障子紙のコーナーがありました。障子紙に加えて糊と刷毛なども売っていました。障子紙を自分で張り替える方がいるのでしょうね。必要な品を購入しました。
私が子供の頃、糊はご飯粒を溶いて使ったように思います。障子の張り替えで難しいのは、最初に障子紙を貼りつける時です。角と角をピッタリと合わせるなければ紙がよれてしまい、貼り付け終わった時の見栄えが悪くなります。私は最初にセロテープを使って位置合わせしました。押しピンを使ってもかまいません。
粉々になったガラス片 糊を刷毛で水に溶く 障子紙を貼りつける
障子紙を貼り終えて1日乾燥すると、綺麗に張り付きました。しかし、障子紙数ヶ所に少ししわがあります。そのしわを取るため、霧吹きで障子戸全体に水を吹きかけます。そして1時間程度乾燥すると、障子紙はピーンと張ります。そのピーンと張った障子紙を軽く叩くと太鼓のような音が出ます。これで障子紙を貼り終えました。その後、障子戸を元の位置にセットして完了です。
今のご時世、障子がある家は少ないと思います。ですが、放課後子供教室などで子供達に障子の張り替え体験させたらどうかと思っています。いつの日か、その体験が役立つ子が1人位いるのではないでしょうか。
刷毛で障子紙を貼り着ける 貼り付けを完了し、乾燥中
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何十年ぶり、ガラス障子を障子紙に張り替え
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