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Channel: 東京里山農業日誌
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宮島の弥山を中心にした史跡巡りウォーキング(3/3)

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 仁王門を出ると、右側に下る大聖院コースの石階段があります。その階段をどんどん下りました。しばらく下ると、遊女の石畳道を通ってすぐ、川を横切りました。この付近からずっと一枚岩に沿う道を下りました。その一枚岩がよく良かるのは幕岩です。斜面全体が一枚岩で、川もその一枚岩の窪みを下っています。その窪みの川は、ウォータースライダーができそうなほど直下に流れ落ちています。
 しばらく一枚岩に沿って下ると、賽の河原に到着します。大きな岩陰にたくさんのお地蔵様が安置されていました。休まず石階段を降りていると、ようやく東屋に着いたので水分補給を兼ねた小休止することにしました。そして、呼吸を整えました。

     大聖院コースの始点、大聖院境内脇のたくさんのお地蔵様群


 川に近い場所にあった東屋は大雨で流されたそうです。そのため、今回休憩した東屋が新たに築かれたようです。この大聖院コースは大雨で全容がすっかり変貌したとのことです。東屋に限らず石段などが新しいように見えます。紅葉谷コースのような岩場の変化か少ないですが、石段の高さや歩幅が考慮されて築かれているため歩きやすいように感じました。

   遊女の石畳付近    賽の河原の地蔵様群     小休止した東屋   
  

 東屋で少しばかり休憩すると、再び階段を降りました。しばらく歩くと川の音が小さく聞こえました。白糸の滝です。本場の白糸の滝は一度行ったことがあります。確か富士宮でした。富士山麓を家族でドライブした時に寄りました。滝が横に大きく広がっていました。宮島の白糸の滝はちょろちょろしか流れ落ちていませんでした。雨の時にだけ、滝の幅が広がるのではないかと思います。

   両脇に仁王像の大乗院の山門      大聖院の広い境内を散策
 

 白糸の滝から大聖院はすぐです。立派な仁王の彫像がある山門をくぐって大聖院に行きました。休日だったためか観光客がたくさんお参りに来ていました。今回は弥山を登り降りして疲れていたため、すべての伽藍を回ることができませんでした。次回来る時はじっくり見学しようと思います。
 下図は弥山登山の登り降りの高度図です。登りも降りもほぼ同じ時間をかけて歩いたことが分かります。そして、A:登る時に休憩した尾根道の高度、B:弥山展望台の高度、C:降りる時に休憩した東屋の高度が分かります。そして、それぞれ休憩した時間が分かります。
 今回の宮島弥山史跡巡りウォーキングに参加された方々、お疲れさまでした。今後も楽しい史跡巡りウォーキングの企画をしようと思います。よろしくお願い致します。

     宮島弥山の登り降りの高度と経過時間、そして歩いたコース


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