我家にある一番変わった樹はブラシの樹です。まるでブラシのように見える赤い色の花です。何年か前に伊保庄を史跡巡りした時にある家の庭に生えていました。とても印象的で綺麗でしたので苗木を購入しました。三本セットで、白、桃、そして赤い色のブラシの樹の苗でした。私は赤色だけを選んで、その他の二本は友達に差し上げました。このブラシの樹の花は蜜が出るようです。毎朝、メジロなどの小型の野鳥がやってきます。赤い花をつついては蜜を吸っているのでしょう。ただ、日本の気候に合わないのか実ができないようです。
朝露がおりたブラシの樹の花
ブラシの樹は花が一斉に咲くので、遠くから見ると樹全体が赤く染まったように見えます。花が咲き終わると、ブラシの部分が次々に落下します。そのため、樹の根元はブラシの残骸が積もります。なお、ブラシの樹は花が咲くとその重みで、柳のように枝が垂れ下がります。特に、梅雨や雨で葉や花が重くなるとそれが顕著です。
すべての枝で開花 ブラシにそっくり
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ブラシの樹が満開
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