11月前半の発明クラブ時、私はお年寄りを中心としたスポーツレクがあり史跡探訪のお世話をしなければなりませんでした。そのため、11月前半の活動を休み後半の活動だけ出ました。前回は望遠鏡をささえる支柱を工作したとのことです。今回は支柱に望遠鏡を支える加工をした後、望遠鏡本体をキットで作りました。
私が子供の頃、望遠鏡は高価でとても購入できませんでした。安く作るためガラスを丁寧に磨いて凸レンズにしていました。ガラスを磨くキットのようなものがありました。今の子供はとても恵まれているように思います。
望遠鏡製作キットを取り出し、夢中で製作
今回制作したキットは天体にも地上にも使える正立像の望遠鏡です。キットに使われているレンズは、色の収差を減らした合わせガラスのレンズが使われていました。合わせガラスを使うと収差によって色がずれることが無くなります。また、地上用にも使えるように二つのプリズムが使われていました。実用的な望遠鏡です。
望遠鏡作り方の説明 キットの部品を確認 説明書をよく読む
今回の望遠鏡製作は小学低学年生にはやや難しかったようです。レンズを触ると指紋が付いてしまいます。レンズの側面を持ちながらレンズごとに決められた位置に正確に取り付けなければなりません。それでも指導員の見守りやアドバイスによって全員が完成することができました。
望遠鏡が完成すると野外を観察しました。なお、この望遠鏡で太陽を見ると目を傷める危険性があります。そのため、太陽を絶対に見ないように子供達にきつく言いました。
完成した望遠鏡で外を観察 望遠鏡を手に持って並ぶクラブ員
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田布施町少年少女発明クラブ 望遠鏡の製作
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