友達から借りた竹製の編み針(杼)と同じもの一つ試作することにしました。この編み針(杼)をよく見ると手製であることが分かります。刃物で削った跡があり、薄くニスか何かの塗料が塗ってありました。
まずは採寸してその寸法に合った竹を伐採することから作業を始めました。我家にはたくさんの竹が生えているため材料には困りません。ただ、竹の根元は節の間隔が狭いため根元から2~3m上の竹を選ぶ必要があります。
竹林に入って探していると、今年の冬に伐採した竹が斜めに倒れていました。ちょうど良い色に枯れており、厚さや硬さも十分です。伐採したばかりの青竹は縮んたり変形することがあります。そのため、この枯れ竹を加工することにしました。
編み針(杼)に適した硬さ,長さ,厚さの竹を選ぶ
枯れ竹を寸法通りノコギリで切ろうと思いましたが、枯れ竹は青竹よりも切りにくいのです。青竹は水分があり密度も低いため比較的スルスルと切ることができます。しかし、枯れた竹は水分が抜けてしかも硬いためノコギリで引いてもがっちり食い込みません。そのため、時間をかけて焦らず切ることが肝心です。腕が疲れた頃に竹を切ることができました。そして節がない筒状の竹を取り出すことができました。
編み針に合った竹部分 炎天下でノコギリで切る ノコギリが食い込まない

次に、編み針(杼)の幅より少し大き目になるように竹に線を引きました。そして、鉈と木槌を使ってその線に沿うように竹を割りました。6個の割り竹を取る事ができました。それぞれの割り竹に編み針(杼)を当ててみました。するとどの竹もちょうど良い大きさです。今後は暇をみて、その割竹の一つを編み針(杼)として使えるように加工しようと思います。
木槌と鉈を使って竹を割る 6個の割竹と編み針

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竹製の編み針(杼)を試作(1/x)
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