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Channel: 東京里山農業日誌
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田布施町 麻郷 高塔ふれあい祭りの準備(2/2) 小豆羊羹作り

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 早朝、昨日作った焼き芋用の竹組を高塔公民館に運びました。高塔公民館に着くと、すでに数人が来ていてテントを張っていました。すぐに私もそのテント張りを手伝いました。天気予報では、お祭り当日に雨が降るようです。このため、テントは3張設置しました。さらに、雨どいもテントに付けました。

      焼き芋用竹組を一輪車で運搬          テント張り作業を手伝う
 

 テント張りが終わった頃、お昼になりました。テント張りをした数人と一緒に談笑しながら、配られたお弁当を食べました。ごちそうさまでした。お昼休憩が終わると、先日試作した水羊羹を作る作業に入りました。なお試作時の反省から、水羊羹ではなく和菓子風羊羹にすることに方針転換しました。
 まずは、同じ高塔に住むAさんに野外用かまどと鍋などをお借りしました。そして、それを使って小豆を煮ました。薪は伐採して積んでいた木を使いました。8ヶ月近く干していたため、よく燃えました。小豆を煮始める頃、Eさんが手伝いにやって来ました。Eさんに、おたまと0.5Lの計量カップをお借りしました。その後10分位煮て、あくの溶け込んだ煮汁を捨てて小豆を水で洗いました。

            野外用かまどを使って小豆を煮る。鍋をかき混ぜるEさん


 あくを取った後、小豆を再び煮ました。薪は火力が強いのか、すぐに水が沸騰します。沸騰が持続するように、火力を調節しながら小豆を煮続けました。試作時は10分位しか煮ませんでした。そのため、柔らかい小豆にはなりませんでした。今回は1時間は煮詰めてみることにしました。

   弱火の火力を一定に保つのは至難              あくを取り、洗った小豆
 

 小豆を煮詰めていると、Yさんもお手伝いにやって来ました。EさんにYさんが加わってにぎやかな作業になりました。1時間近く野外かまどの火を絶やさないように、雑談しながら楽しく小豆を煮続けました。1時間位煮ていると、小豆が少しずつ柔らかくなっていくのが分かります。また煮汁にとろみがついたようになりました。

           野外かまどを囲みながら、火を絶やさないにように談笑


 1時間が過ぎた頃、煮えた小豆を煮汁と一緒にミキサーにかけました。しかし、小豆があんこ状になりミキサーが空回りしました。そこで、水を少し入れつつミキサーにかけました。
 最初、裏濾し器で裏濾しするつもりでいました。しかし、ミキサーにかけると小豆の形が分からないほどどろどろになり、あんこのようになりました。そこで、裏濾しすることは止めました。全ての小豆をミキサーにかけてあんこにすると、水を1Lばかり加えて再び野外かまどで煮ました。

       1時間位煮詰めた小豆             とろとろのあんこになった小豆             

 どろどろになった小豆あんに、ザラメ糖を入れました。そして、数人で甘さを確認しました。ザラメ糖が溶けると、次に粉寒天を入れて均等に混ぜました。粉寒天が溶け終った頃、高塔公会堂内でアルミのトレイを用意しました。そして、そのトレイの中に、溶けた熱いあんを入れて流れるままに広げました。少し冷ました後、そのトレイを冷蔵庫に入れました。さて、明日のお祭り時、美味しい羊羹になっているでしょうか。

          ザラメ糖や粉寒天を入れた小豆あんを煮ているYさん,Eさん


 前回は水羊羹として試作して、今回は和菓子風羊羹にしました。しかしながら、まだまだ反省点がありました。それは、小豆を煮る時間は1時間でもまだ少ないことです。最低でも2時間は煮る必要があるようです。また、小豆の量に対して、水がまだまだ少ないことです。小豆を煮てあんこにすると、量がとても多くなることが分かりました。

 野外かまどと鍋をお借りしたAさん,小豆羊羹作りを手伝ってくれたEさんとYさん、ありがとうございました。とても美味しそうな和菓子風小豆羊羹ができました。

    小豆をあんこにして作った和菓子風羊羹の完成、とても美味しくできました。


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