山仕事をしていると、次々に伐採した木や枝が出ます。それらの枝や木を処分するためのたき火は欠かせません。ただ、伐採したばかりの木や枝は、生木ですのでなかなか燃えません。このため、半年以上前に伐採した木や枝を優先的に燃やしています。
半年前に伐採して乾燥した木 乾燥しているため、軽く切りやすい
燃やしていると、煙が体に吹き付けて体中が煙臭くなってしまいます。風が弱い時は煙は上に昇りますが、横風の時は体が煙に巻き込まれる時があります。そうなると、服や髪の毛が煙臭くなります。困ったことですが、仕方ありません。大昔農家かどうかを見分ける手段の一つに、煙の臭いがあったそうです。侍や商人などは、たき火などしませんでしたので。
空に舞い上がる、たき火の煙と炎
今日は、風が穏やかですのでたき火の煙が真っ直ぐにたなびきます。私の子供の頃は、あちこちでたき火が行われていました。特に晩秋は、田んぼや山などで火が燃やされていました。火事になると困るので、風のない日を選んでいました。土手などでは、燃える炎が絨毯のようでした。
都会などでは、いろいろな規制で安易にたき火ができなくなりました。お正月の伝統行事であるどんど焼きすら規制されるのはどうかとは思いますが。
夕闇にたなびく、たき火の煙