少年少女発明クラブと言うのものがあることを、何かで読むか聞くかで知っていました。去年、田布施にもそのようなクラブがあることを知りました。そして、その指導者の一人が、私が中学生時代に所属していた科学クラブ顧問だった森山先生であることを初めて知りました。
先日、約45年ぶりに森山先生に郷土館で再会しました。そして、当時の科学クラブで空中浮遊する乗用ホバークラフトを3年がかりで自主制作したことを懐かしくお話ししました。その森山先生、ご高齢のためかお体の調子が思わしくないとのこと。少しでも森山先生をお手伝いする意味で、この田布施町少年少女発明クラブのお世話をさせていただくことになりました。私は、3人の子供達と一緒に活動することになりました。( )付きで森山先生と西本先生の名前がありました。よろしくお願い致します。
少年少女発明クラブで配られた資料の一部
解散後、他の指導者の方々と談笑しました。そして、子供達の置かれている環境を少しばかりお聞きしました。昔の子供と今の子供では、置かれている環境に雲泥の差があるようです。私が子供の頃はまだ日本全体が貧しく、何か使えそうな物がないかゴミ捨て場をよくあさったものでした。たまに壊れた扇風機や真空管などを見つけると大喜びでした。今は、おおむね購入できるなど容易に手に入れることができるようで、とても恵まれているように思います。
子供達と同じ目線になることができるように、子供向けの発明ヒントに関する本を2冊借りました。どれもカラーでとても分かりやすく書かれています。今後、2回/月の活動です。指導すると言うよりも、子供達の自主性を高めるように支援又は見守りしようかと思っています。
ところで、私は2年前に定年と親の介護のために田布施に帰ってきました。異論もあるでしょうが、昔の田布施と比べて子供の置かれている環境がずいぶんと良くなっていることを感じました。スポーツセンターなどによる子供関連スポーツ振興活動,山城太鼓や少年少女合唱団などによる文化振興活動,この少年少女発明クラブなどのような知の創出活動,そして郷土館などによる郷土愛を育む活動、などなどです。私見ですが、田布施はバランス良く子供達を育成しているように思います。
借りた2冊の発明ヒント集 開講式があった西田布施小学校
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田布施町 少年少女発明クラブ開講式に出席して
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