夏野菜も元気ですが、花も元気に咲いています。もうすぐ夏も終わりですので、これからコスモスなど秋の花に少しずつ変わっていきます。7月から咲いている朝顔、だいぶ上の方で咲くようになりました。ゴーヤと同じ網に這わせています。ゴーヤは、実が黄色くなって次第に実が裂けるようになりました。裂けると赤い色が目立ちます。
つるの上の方で咲くようになった朝顔、そろそろ朝顔は終わり
今元気に花を咲かせているのは、赤い百日草,ホウセンカ,そしてサルビアです。これらの花は4月に種をまいて作った苗を植えたものです。花後のホウセンカは実が膨らみます、その実を強く摘むと種がはじけます。ホウセンカはそろそろ終わりですが、百日草とサルビアは、まだしばらくは咲いていそうです。
赤花の百日草 実がはじけるホウセンカ 咲き始めたサルビア
一昨年鶏冠鶏頭と葉鶏頭を栽培しましたが、今年は種を購入できなかったため作れませんでした。そのため、今年は普通の鶏頭を作っています。普通の鶏頭は、ニワトリの鶏冠のようではなく、箒のような形の穂をしています。肥料が足りなかったのか、単に背が低い品種なのか、やや背が低い箒鶏頭です。
穂が箒のような形をした各種色の鶏頭
その他に、千日紅,松葉ボタン,そして白百合も花が咲いています。このうち、白百合は種をまかず、球根も植えた覚えがありません。鳥か獣が運んできたものではないかと思います。1つだけポツンと白い花を咲かせています。
真夏の花である松葉ボタンは雨が降らない方が元気が良いようです。このところ雨が降ったため少しばかり葉がしおれています。千日紅は夏から秋にかけて花が次々に咲きます。その他、ヒマワリ,カンナ,ダリヤ,松葉菊なども庭で元気に咲いています。
赤花の千日紅 夏の花の代表、松葉ボタン 清楚な白百合
朝顔,ホウセンカ,百日草,サルビアなど真夏の花が真っ盛り
旧麻郷村石碑と田布町郷土館に仮植えした雑穀
7月田布施町郷土館で夏の草刈りをしました。草刈りを終えたソテツの根本に旧麻郷村の石碑があることに気が付きました。今年、田布施町合併60周年です。60年前麻郷村が無くなった頃に掘り上げられ、紆余曲折ののち郷土館に持ち込まれたのでしょう。旧宿井村や旧麻里府村などの石碑は今、どこに置いてあるのでしょうか。
草刈りをしたついでにソテツの周辺にマリーゴールドと数種類の雑穀の苗を植えてみました。
草刈り後のソテツ周辺(7月上旬) ソテツの根本をクワで開墾
苗を植え付ける前に、クワで耕してみるといきなり瓦礫です。カチカチで掘ることができません。苗を植える窪みが掘れるだけでした。その窪みに苗を植えました。今回植えたのは、古代から江戸時代にかけての主食であったヒエなどの雑穀です。今では忘れ去られた食物です。これらの雑穀は、先祖の食生活を支えてきた、いわば食料遺産です。
下右はシコクビエ,下中はヒエ,下左はハトムギ,上はサトウキビ
苗を植えた雑穀は4種類です。シコクビエ,ヒエ,ハトムギ,サトウキビ(田布施でサトウキビと呼ばれているのは砂糖モロコシ)です。なお、アワ,キビ,蕎麦,アマランサスなどの雑穀は今年は植えませんでした。
郷土館に試しに植えた雑穀は、肥料分が少ないことと土が固く瓦礫が多いため育ちがよくありません。それでも小さな穂が出ています。来年も植えてみようか思案しています。
数珠玉に似たハトムギの穂 シコクビエの変わった形の穂 目立つマリーゴールドの花
田布施町 麻郷 浮島神社(ひねきり明神)夏祭り 2015
22日、田布施町麻郷にある浮島神社のお祭りに行ってきました。浮島神社は私が子供の頃、とても賑やかでした。特に花火が綺麗でした。夜空に上がる花火や境内のナイヤガラを覚えています。当時、神社の鳥居下の急な石階段を、互いの肩が当たるほど大勢の人がお参りしていました。
夏祭りの準備をしている方々 これから出発するお神輿
浮島神社はかつて、ひねきり明神と呼ばれていました。女性がお尻をひねきられると縁付きが良いとのことで盛んだったとのこと。当時ひねきりをしたお年寄りが、昔を懐かしんでその話をしてくれます。しかし、今そんなことをするとセクハラです。昔はおおらかな時代だったのですね。
浮島神社のお神輿が回った地域、新川,旭,鳥越,八海,高塔
今回初めて、浮島神社のお神輿に付いて回ってみました。最初回ったのは新川地区でした。新川地区では二箇所で止まってお祓いをしました。新川地区の次は旭地区です。今年は行事が重なっているのか、あまり参加する人が少ないようです。旭地区は、注連縄を道に張っている箇所がゼロでした。
新川A地点でのお祓い 新川B地点でのお祓い 旭A地点でのお祓い
ところで、浮島神社に久しぶりに行って、本殿内の天井板がだいぶ傷んでいることに気がつきました。特に、数個の天井板が抜け落ちて屋根裏が見えることに驚きました。私は浮島神社の天井板がとても好きです。他のお社では干支や歌だけが描かれていることが多いのですが、浮島神社はいろいろな題材が描かれています。例えばガマガエルです。また、詩も描かれています。ひらがな一文字のものもあります。
旭B地点でのお祓い 旭C地点でのお祓い 鳥越A地点でのお祓い
旭地区から麻郷神社入口横を通って鳥越地区に入りました。鳥越A地点の次は浮島神社分神です。お神輿を車から降ろして御旅所にお神輿を載せます。そして、祠の前で神主さんにお祓いをしていただきました。お祓い後、高松八幡宮の宮司さんであるKさんにお話を伺いました。人麻呂様の右側にある陶器製の祠は、もともと各家にあったものをここで預かったいただいているものではないかとのことでした。
浮島神社分神の祠前でお祓いする宮司さん
また、人麻呂様祠と浮島神社分身祠の間にあるのは、五輪石の上の部分と亥の子ではないかとのこと。亥の子だと上に穴があるはずなのですがありません。もしやと思ってひっくり返すと、なんと穴があるではありませんか。上と下を間違えて置かれていたのです。亥の子であることを確認できたのは、今日一番の収穫でした。
浮島神社分神で、お神輿を御旅所へ移動 左は浮島神社分神祠、右は人麻呂様祠
鳥越の浮島神社分神でのお祓いが済むと、鳥越B地点に向かいました。鳥越B地点では、道を対向して2本の竹が差してあり注連縄が飾られていました。この注連縄の下をお神輿がくぐります。ここが一番綺麗に注連縄が張られていましたように思います。注連縄は通常の縄と異なり左縄だそうです。逆回しのため注連縄を編める人が少ないそうです。
一番綺麗に注連縄が張られていた鳥越B地点
続いて八海地区に入りました。八海地区は、下八海,中八海,そして上八海と細長い地区です。このため、5ヶ所でお祓いをしました。先日の夕方、平生町十七夜祭りの花火を観賞した堤防があります。その堤防沿いにA,B,そしてC地点と進みました。ところで、八海C地点でのお祓いの時、お昼にお地蔵様を千坊さんがお祈りに来られたとのことを知りました。知っていれば見学したのに、と残念に思いました。一昨年、千坊さんがお地蔵様をお祈りしているところを見学しました。
八海A地点でのお祓い 八海B地点でのお祓い 八海C地点でのお祓い
八海C地点を過ぎると、国道188号線をまたぎました。そして、中八海地区にはいりD地点でお祓いをしました。この近くに八海天神社があります。今はかろうじて掃除しているそうです。お祭りも絶えています。近いうちに解体するかも知れないとの話を聞きました。このお社も、早く資料として残しておく必要があると思いました。
八海D地点でのお祓い 八海E地点でのお祓い 高塔A地点でのお祓い
最後に高塔地区に入りました。高遠A地点は団地のため子供がたくさん来ていました。子供達に渡すお菓子がぎりぎり足りたようでした。この地点だけが子供が大人より多くお祓いに参加していました。続いて、最後にお祓いをする高塔B地点に行きました。去年、私はここで初穂料をお供えしました。最後のお祓いが済むと、お神輿は浮島神社に帰りました。16頃時に出発して19時頃に付きました。約3時間でした。宮司様ほか担当方々、暑い中お疲れさまでした。
最後、高塔B地点でのお祓い 浮島神社に戻ったお神輿
2種類のアマランサスが出穂
雑穀の一種であるアマランサスを、今年も2種類作っています。一番目立つのは、葉がやや赤く、さらに真っ赤な穂が出るアマランサスです。不思議なことに種は真っ黒なのです。種はケシのように小さいため収穫が大変です。ビニールシートの上に乾かした穂を置いて叩くのです。すると、極小の種が落ちます。その後、ゴミを取るため網を通した後に風選します。ただし、風選をしようとしても種があまりに小さいため、少しでも風が強いと種がゴミと一緒に飛んでしまいます。
真っ赤な穂が出たアマランサス、一週間後この穂を乾かして脱穀
もう一種類のアマランサスは、葉は緑で白い穂が出ます。そして、白い種が収穫できます。こちらの方がやや穂が大きく、収量が多いように思います。私の食べ方ですが、最初に種をフライパンで炒るのです。すると、ポップコーンのように種がはぜます。そのはぜた種を味噌汁などに入れて食べます。今年はそれほど多い収穫はできないので、来年あたり大量に作って製粉して団子にして食べて見たいと思います。以前食べたことがありますが、美味しいとはいえませんでした。調理方法を工夫すれば美味しい食べ方があるかも知れません。
赤い穂の極小の花群 穂が白いアマランサス
田布施町 小行司でトチの実を採種,にこにこパークで昼食
先日小行司のTさんから郷土館に、トチの実が落ちていたとの電話連絡を受けました。Tさんの家にあるトチの木は、田布施町の名木の一つである小行司教円寺のトチの種を数十年前にまいたものです。
教円寺のトチは枯れて今はありません。そこで、Tさんのトチの実を採取・発芽させて、教円寺のトチの木を再現する計画を立てています。そこでTさんに、種が落ちていたら教えていただくようお願いしていたのです。
採種した貴重なトチの実、やや小さいので発芽するかどうか
去年は種が落ちていませんでした。しかし、今年は待望の種をTさんに見つけていただきました。トチの実は乾燥すると発芽しません。そのため、濡れたタオルに包んで我家に持って帰りました。 我家に返る途中、小行司のにこにこパークに寄りました。そして、今日のお昼定食であるオムライスを食べました。素朴な田舎味でとても美味しかったです。
濡れタオルで実を包む 昼食をにこにこパークで 昼定食のオムライス
ところで、トチの実をいただいたTさんに小行司の民俗について少しお話しを伺いました。その中で興味深かったのは、荒神様の日参講でした。小行司の日参講は、昭和10年頃に小行司で火事が多かったため始まったとのこと。毎日荒神様をお詣りしては、旗を次の当屋に渡すのです。当時10軒で始めたそうです。10軒が順番に毎日お参りするため、10日に一度当番が来るのです。しかし、今は家が減って5軒になったとのこと。あまりに早く当番が回って来るため、数年前に実質月参講にしたそうです。この日参講のように、お詣りが困難なお堂や祠などをどうしたものか村人は悩んでいるそうです。
左は小行司の方々が日参講をしておられる荒神様
にこにこパークでの昼食が終わると、我家に帰りました。そして、採種したトチの実を植木鉢にまきました。私の経験上、実が小さいため発芽しないのではないかと思います。来年はもう少し大きな実をたくさん採種して、発芽にチャレンジしようと思います。私が種をまいて育てたトチが八王子にあります。今直径が5cm位に育っています。
トチの実を、鉢の土に埋める トチの実を埋めた鉢、発芽するか?
台風前の草刈りとサツマイモのツル直し
台風が来る前日は風が強く涼しかったため、サツマイモ畑の草刈りをしました。しばらく草刈りをしていなかったため、畑は雑草で満ちていました。風が吹くと、草が波のように揺れて、まるで雑草の海のようでした。ひもの刈刃で草刈りをしましたが、いきなり根本を刈ると草が巻き付いてしまいます。そのため、時間はかかりますが二段刈りや三段刈りで雑草を刈取りしました。
草刈り前の雑草が生い茂った畑 ひも刃で三段刈りをしながら草刈り
草をばんばん刈り取っていると、台風の影響でしょうか雨が降ってきました。そのため、草刈り作業を中止せざるを得なくなりました。サツマイモ畑の片側だけを草刈りしたので、その片側のツル直しをしておきました。台風が過ぎた後に草刈りを再開しようと思います。
サツマイモ畑の片側を草刈り後、ツル直し
田布施町郷土館の電子音声説明装置の製作(3/3)
4月に製作開始し、 5月の制作からしばらく休んでいた、田布施町郷土館の音声による解説装置を完成させました。今郷土館にある音声解説装置はテープレコーダーのようで、性能があまりよくありません。また、ノイズが大きいので聞き取りにくいことがあります。今回、PCメモリ音声記録装置によるレコーダーを自作しました。まず、音声が出る丸スイッチを全面パネルに取り付けました。リーマで穴を広げ、やすりでバリを取りました。そして、丸スイッチをパネルに取り付けました。
リーマで穴を拡大 片丸ヤスリでバリ取り 丸スイッチを取り付け
丸スイッチを取り付け後、電源である単4電池BOXを底に取り付けました。この装置は、電力もわずかでので電圧4.5V(単4電池3本)で十分です。USB電源5Vでもかまいません。最後に全面パネルに取り付けた丸スイッチに回路から線を繋ぎます。そして、スピーカーを筐体に取り付けて、蓋を被せれば完成です。
単4電池BOXを底に取り付け、電線を回路に接続
今は試しに数秒の挨拶だけですが、約10分間の音声を発生することができます。今後は、もう少し音量を上げることと、いろいろな説明を加えると良いと思います。今は田布施町の紹介が中心ですが、古墳コーナー,民具コーナー.そして岸佐藤元宰相コーナーに取り付けても良いかも知れません。あるいは、海,波,風,太鼓,鳥,そして祭りなどの音声を集音してバックグラウンドとして流しても良いかも知れません。
丸スイッチに線を接続 スピーカーを筐体に取り付け ようやく完成
やれやれ!猫避け網の設置,午後は秋ジャガイモの植え付け
我家の婆様によると、猫は土足で家に入るので不潔だそうです。また、猫や犬が好きな人は心がさびしい人で、その寂しさを埋めるために犬猫を飼うのだとか。私はそうは思わないのですが、頑固な婆様は自説を曲げません。いつも犬猫のことで私と意見が食い違う婆様です。
猫のリンちゃんは、東京から連れて帰って一年間はずっと檻の中や紐に繋いで飼っていました。一年後、婆様の許しを得て開放されたのですが、許されたのは外飼いだけです。家に入れてはダメとのことで、この2年間は外で飼っています。そのため、寒い厳冬期は私が作った暖房付きの猫小屋に入ります。少しぐらい雨や雪が降っても暖かい小屋です。
リンちゃんが入らないように網を張った南側廊下
ただ、リンちゃんを入らないようにすると、窓を全て閉めきらなければなりませ。そのため、夏は室内の湿気が高くなり部屋がどうしてもカビ臭くなります。窓を開けて風を通すと、その窓からリンちゃんが部屋に入るのです。すると、猫嫌いの婆様が怒ります。
そこで今回、家の窓から猫が入らないように窓全面に網を張りました。こうすることによって、窓をあけてもリンちゃんは入ることができません。猫好きと猫嫌いが同居すると意見が合わないことが多く困ったものです。その妥協点を見つけるのにいつも苦労します。今回の妥協点は網を張ることで収まりました。
私の家内がすむ八王子市の団地には、猫が隣家に行かないように家全体が金網で囲んである家があります。まるで鳥籠の中に家があるように見えます。我家とは逆で、猫が外に出ては困る家もあるのですね。
夏ばてぎみ?のリン 北側廊下に張った網 屋内から見た網
午後、事前に購入していた秋ジャガイモの種芋を植えつけました。去年も同じ頃に種芋を植えました。デジマやアンデスなどの品種がありましたが、今年もニシユタカにしました。
秋ジャガイモを植えつける畑を耕耘
秋ジャガイモを植えつけるときは、芋を切りません。今のような夏は芋がとても腐りやすく、切り口からばい菌が入ります。そして、芋が腐ってしまいます。約30cm間隔に種芋を置いていきます。そして、クワで土を被せます。9月に芽が出ますので、芽が伸びるたびに土寄せをします。そして、初霜が降りる頃に収穫をします。夏ほどは多く作らない秋ジャガイモです。
約30cm間隔で種芋を置く 畝に印を刺す 土を種芋を被せる
サツマイモ畑のツル直しと大豆小豆畑の除草
台風15号が来る前の草刈りに続く、サツマイモ畑の草刈りをしました。台風後のため、近くの樹木から大量の枝や葉が落ちていました。枝は草刈りの邪魔になります。特に、紐刃で草刈りすると紐が枝に当たって枝が思わぬ方向に飛んでしまいます。そして、紐が千切れるのでしょうか、すぐに紐が短くなってしまいます。そのため、草刈りの前に枝を取り除く作業から始めました。
最初にサツマイモ畑の除草 舗装道路際も除草
枝を取り除くと、最初にサツマイモ畑の除草をしました。夏の終わり頃になると、サツマイモの葉はだいぶ茂っています。サツマイモの葉やツルを一旦、畝の片方に寄せて草を刈りました。サツマイモの葉を誤って刈らないように注意しながらの除草です。除草が完了すると、片側に寄せていたサツマイモの葉やツルを直しました。去年と同じようにたくさん芋が収穫できて、麻郷公民館祭りに焼き芋として出せると良いのですが。
除草が終わったサツマイモ畑、この後ツルや葉を元に位置に戻す
サツマイモ畑以外もまだ草が残っていましたが、今回は先日種をまいた大豆と小豆畑の除草を優先しました。発芽して間もないため、大豆や小豆が雑草の間に埋もれていました。そのため、大豆と小豆の畝間を耕耘機のロータリーを使って除草しました。
耕耘機を使ってロータリー除草 大豆や小豆以外の畝も耕耘機で除草
耕耘機で大まかな除草をしましたが、大豆や小豆の株間の除草はクワなどを使って手で除草する必要があります。数日後、クワかカマを使って除草しようと思います。10月末には美味しい枝豆を収穫できると思います。手伝ってくれた方々などと食べようと思います。小豆は、赤飯か水羊羹にして食べようと思います。
畝間の除草が完了、残るは株間の除草
田布施町 少年少女発明クラブ、はも(鱧)祭り、テレビの購入他
忙しい一日でした。午前中は田布施西小学校で少年少女発明クラブで、からくりパフォーマンスカー制作の指導をしました。7月後半から制作を始めたため、なかなか完成に至りません。明日コンテストがあります。とにかく、からくりも大切ですが確実に動いて容易に操縦できることが大切だと言いました。私が作ってしまうと指導の意味がありません。子供達が自主的に作るように心がけました。子供達は、家で操縦を練習するため作品を持ち帰りました。さて、練習の成果はあるでしょうか。明日が楽しみです。
怖そうに見えるかな、トラ?クマ?猫? 発明工夫展の制作も同時進行
少年少女発明クラブの指導が終わると、もうお昼でした。午後の最初、はも祭りが開催されている田布施町交流館に行きました。小雨が降っていましたが、たくさんの人でにぎわっていました。私は、漁師飯とはも丼を購入しました。このはも祭りでは、はも以外にもイチジク,えびせん,ジュース,かき氷なども販売されていました。
漁師飯販売コーナー はも丼販売コーナー テントで美味しくいただく方々
会場の一角に、はもを釣るコーナーがありました。釣竿を借りて、生簀の中を泳ぐはもを釣るのです。見ていると何人かが釣り上げていました。食べて良い見て良い、はも祭りです。
我家に帰ると、私は漁師飯を、婆様ははも丼を食べました。婆様はこれまで、はも丼を食べたことがなかったようです。はも丼を口にすると、「意外に美味しいねえ!うまいうまい!」と言いながら食べていました。ごちそうさまでした。
はもの釣り堀コーナー、うまく釣れるかな
はも祭りで購入した漁師飯を食べ終わると少し休憩しました。そして、柳井市に出かけました。出かけた理由は、故障した婆様のテレビの引き取り処理をして、新たなテレビを購入するためです。故障したテレビは、音声は出るもののバックライトが点かなくなったため画像が真っ暗なのです。またBSアンテナ設置の見積もり依頼もしておきました。
新しいテレビを購入し終わると、次に車の販売店に行きました。故障したバックミラーを直すための修理日を予約するためです。修理日を予約すると、我家に帰って購入したテレビを組み立てました。これで婆様は元のようにテレビを見ることができるようになりました。
購入したテレビが梱包されていた箱 新しいテレビを見て、満足そうな婆様
田布施町 少年少女発明クラブ チャレンジコンテスト 2015
田布施町少年少女発明クラブの夏を飾るにふさわしいチャレンジコンテスト(からくりパフォーマンスカー)がありました。7月末から制作を開始しました。工作日数が足りないため、お盆を除く夏休みの土日曜日に田布施西小学校に出て作りました。そして、昨日29日にコンテストに使うパフォーマンスカーがなんとか完成しました。なお、チャレンジコンテストへ参加する子供は、少年少女発明クラブ員の希望者だけです。
田布施A1チームの車 田布施A2チームの車 田布施Bチームの車
制作したパフォーマンスカーを採点するチャレンジコンテストの開会式は10時半です。それまでに、パフォーマンスの調整,走行時チェック,そして走行練習などをしました。テストコースは下画像のとおりです。合図によりスタートすると、先頭車両がいったんバックして後続車と連結する操作をします。この操作に手間取ると時間がかかってしまいます。連結が成功すると、先頭車両は後続車を引っ張り障害物を避けながらゴールまで走るのです。
チャレンジコンテスト(からくりパフォーマンスカー)のテストコース
私は走行時の審判を務めました。スタートの合図をした後、コースアウトしないか、連結がうまくいったか、連結が外れないかなどを判定するのです。ちなみに、コースアウトすると-1点となります。10点満点ですので10回コースアウトすると0点になります。また、コンテスト中にパフォーマンスカーを触るといきなり0点となります。
出場車の車検 車に車検証を貼り付け 開会式のあいさつ
コンテストが始まる前に出場するパフォーマンスカーの車検がありました。車検をパスする条件は、50cm x 30cm x 50cmの大きさに収まっていること。そして、連結後の長さ180cm以内です。出場する3台共にこの条件をクリアしました。クリアした車には車検証が張り付けられました。これでチャレンジコンテストに出場できます。
10時半、チャレンジコンテストの開会式です。最初、少年少女発明クラブ会長よりご挨拶がありました。その後、私の方からコンテストのルールなどについて競技説明をしました。そして、いよいよコンテストの開始です。
田布施A1チームスタート 田布施A2チームスタート 田布施Bチームスタート
コンテストに参加したからくりパフォーマンスカーは3台です。各車、3回走行したうちの一番の高得点をそのチームの得点としました。練習通りうまく走行した車、なかなか練習通りに走行しない車、途中で止まってしまった車などがありました。両親や兄弟姉妹の声援を背に子供達は頑張りました。コンテスト後、両親や兄弟姉妹にコンテストに出た車を披露しました。コンテストが終わると、最後に閉会式がありました。会長よりコンテストに参加した子供達に参加賞が授与されました。
両親や兄弟姉妹にコンテスト車を披露 会長から子供達に参加賞授与
ところで、コンテストでは走行性能評価とからくりパフォーマンスの評価があります。得点が良かったチーム1台が県の評価を仰ぐことになります。そして、県の代表に選ばれれば全国大会に出場できるのです。ただ、我が田布施発明クラブチームは製作開始がだいぶ遅く7月です。他発明クラブのように春からチーム編成していると聞くチームと比ぶべくもありません。全国大会への出場は夢でしょうが、今回の経験を通していつか子供達は花開くと信じています。
チャレンジコンテストの終わりと共に、長い夏休みが終わりました。チャレンジコンテストに関わった方々、そして来場された方々、お疲れ様でした。
最後に少年少女発明クラブ会長の講評
トウモロコシの害虫(アワノメイガ)を退治
古いタイプのトウモロコシ(デントコーン)を無農薬で栽培しているのですが、害虫特にアワノメイガに今年も困っています。その対策のため、毎日のようにトウモロコシ畑を見回っています。注意して観察するのは雄穂と茎です。雄穂が倒れていると100%アワノメイガが茎に侵入しています。また、雄穂が倒れていなくても茎に侵入痕があると、やはり100%アワノメイガが茎に侵入しています。
倒れたトウモロコシの雄穂 害虫アワノメイガの侵入痕
害虫であるアワノメイガの茎への侵入を確認すると、新入痕の数cm下をばっさりと切断します。こうしないと、いずれ食用にする雌穂に侵入するのです。新入痕すぐ近くの茎を割ると、中から害虫であるアワノメイガが出てきます。こんな風にしながらトウモロコシの害虫を退治しています。無農薬でトウモロコシを栽培するためには、手を使って直接害虫を退治するしかありません。
茎を折ると中から害虫が 茎を切断後のトウモロコシ
このようにしてトウモロコシの害虫を退治しているのですが、それでも実に入られることがあります。実に入られると、実だけを食い荒らされてしまいます。農薬を使えば楽に防除できるのでしょうが、広くないトウモロコシ畑ですので手で防除しています。
スイートコーンではないため、とても硬質の実ができます。焼いて食べると、昔懐かしい味が美味しいトウモロコシです。とても実が硬いトウモロコシですので、製粉してコーンスープにして食べようかなと思っています。団子にしても良いかも知れません。
害虫にやられず育っているトウモロコシの実
古いクラウン製トランジスタラジオ HT-70の修理(5/5)
この古いクラウン製トランジスタラジオ HT-70の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。
修理(1/5) 修理(2/5) 修理(3/5) 修理(4/5)
修理(5/5)
このところ雨が続くため、しばらく止めていたラジオの修理を再開しました。再開したのは古いクラウン製トランジスタラジオ HT-70の修理です。ラジオの故障原因はだいたい1ヶ所のことが多いのですが、このトランジスタラジオは3ヶ所もの故障(①周波数変換回路,②検波回路,③低周波増幅回路)がありました。このため、修理に少し時間がかかりました。
修理したトランジスタラジオの回路基板を筐体に戻す
電子回路の修理は既に終わっているので、回路基板を筐体に入れて修理は終わりです。このラジオは真空管ラジオの形を引きずっています。底にある二ヶ所の穴からネジを通して、基板と筐体を固定します。回路基板を固定すると、スイッチ兼音量つまみ,音質調整(トーンコントロール)つまみ,そしてチューニングつまみを取り付けました。
電子基板を筐体に挿入 底の穴からネジを通す 各種つまみを固定
次に、電子基板から伸びたアンテナ線を外部端子に接続しました。そして、筐体に付いたスピーカーに音声出力端子を接続しました。携帯用ラジオと違い、据え置き型ラジオは音質が命です。そのため大型のスピーカーを使っています。最後に電源BOXを筐体に取り付けました。このラジオは据え置き型であるにも関わらず、100V交流電源を使っていません。長持ちするように、単1電池3個直列を2組並列にしています。
外部アンテナ端子に接続 音声出力をスピーカーに 電源BOXを納める
ラジオが治ったことを確認するため電源用電池を入れました。電源スイッチを入れて音量を少しずつ上げるとサーっと言うホワイトノイズが聞こえるようなります。その状態でチューニングつまみを回すと、次々にラジオ放送を受信することができました。このため、トラッキング調整は必要ないようです。各つまみは正常に動作しました。ややAGCの効きが悪いように思いましたが、実用上問題ありません。このラジオ、音質が良いのでこれから毎日聞こうと思います。
最後に、ラジオの顔である表面を綺麗に拭く
家庭菜園、秋キャベツ苗の植え付け作業
朝から草刈りしたり、耕運機で畑を耕したりしました。9月は作物を作るにあたって大切な時期です。そのため忙しいのです。10月は冬に向かって急激に寒くなります。そのため、10月以降に種まきする野菜は限られてきます。そのため、9月はいろいろな秋冬野菜の種まきをしたり苗を植えたりする大事な季節なのです。栗などの木の実の収穫とも重なり、忙しい時期となります。
残したジャガイモを掘る 出てきたジャガイモ 今日収穫したジャガイモ
午前中草刈りや耕耘をしましたが、午後は夏に掘り残したジャガイモを収穫しました。そして、その場所に秋キャベツの苗を植えることにしました。その場所を丁寧に耕運機で耕して、キャベツ用の畝に切り替えました。本来ならば雨が降った3日後頃が土が適度に乾いていて最適なのです。しかし、これから仕事などで忙しくなり、また最近は雨続きで天候が読めません。昨日雨が降って土の湿り気が強かったのですが、キャベツ苗の植え付け作業をあえてしました。去年も同じ頃、キャベツの苗を植え付けしました。
昨日雨が降ってやや土の湿り気が強いものの、耕運機で畑を耕す
秋キャベツ用の畝が出来上がると、近くの園芸店に秋キャベツの苗を買いに行きました。実は8月初めに種を蒔いて苗を作っていたのですが、猛暑の中うっかり枯らしてしまいました。購入したキャベツの品種は「おきな」です。耐暑・耐病性に強く、定植後60日位で1.5kg位に太る早生種とのこと。早ければ11月に収穫できるようです。
定植位置決め用の紐 鶏糞肥料を畝にまく 肥料の上に土寄せ
苗を購入して帰ってくると、苗を植える位置を決めるための紐を張りました。そして、植え溝に沿って鶏糞肥料を入れました。肥料を入れた後、その上に土を被せました。
ところで、キャベツや白菜などの葉物野菜は肥料の効果が顕著です。逆に、サツマイモなどのように葉ではなく芋を太らせたい場合は肥料はあまり入れません。芋類に肥料を施すと、葉ばかり茂って肝心な芋が太らないからです。
肥料を入れた後に土を被せ、レーキを使って畝の形を整える
土を被せた後、レーキを使って畝を鞍型に整えました。鞍型に整え終わると、黒マルチを張りました。ロール状になった黒マルチを畝に広げると、両端を石かレンガで固定します。そして、両脇にクワで土を寄せるようにします。このようにして黒マルチを畝に張りました。
黒マルチを張ると、雨は畝の両脇に流れ落ちます。また、黒マルチは雑草が生えにくい利点があります。今は暑いのですが、晩秋になると寒くなります。しかし、黒マルチを張っていると保温・集温効果のため土が暖かくなり、野菜の成長に良い効果があります。私は一年を通して黒マルチを多用しています。
黒マルチを広げる 黒マルチの脇に土寄せ 竹のU字支柱を挿す
次に、寒冷紗を支えるためのU字支柱を畝に刺していきます。このU次支柱は3年前に竹で自作したものですが、かろうじてまだ使えます。1本だけ折れてしまいましたので、もうそろそろ新しく更新する必要があるU字支柱です。
秋キャベツの苗を1本1本丁寧に移植
畝にU字支柱を挿し終わると、購入した秋キャベツの苗を1本1本丁寧に植え付けて行きました。今回は15個の苗を植え付けました。植え終わるとジョロで水をかけました。最後に、虫除けの寒冷紗を畝の上に被せました。そして、寒冷紗の両脇に土寄せして固定しました。これで、秋キャベツの植え付け作業は終わりです。
これからの時期、秋の大物野菜である白菜,大根,タマネギなどの種を次々に蒔こうと思います。忙しい9月になりそうです。ところで、秋キャベツの苗が数本余りました。近くに住むEさんにもらっていただきました。
ジョロで水をかける 寒冷紗の両脇を固定 寒冷紗の中の苗
今年も、栗の収穫を開始
一昨日、我家の畑を歩いていると栗のイガが落ちているのに気がつきました。上を見上げると、栗の木にたくさんの実がありました。忘れていましたが、栗の収穫時期に入っていたのです。地面の草をかき分けると、他にもたくさんの栗が落ちていました。食べられそうな栗もあれば、虫食いの栗もありました。1週間ほどした9月中旬になれば、食べられる栗ばかり落ちるようになります。
実がたくさんついた栗の木、丸は今にも落ちそうな栗の実
今頃落ちる栗を観察すると、栗がいろいろな生き物を育てていることが分かります。例えば、栗の実を開くと白い蛆虫がいることがあります。この蛆虫をそのままにしておくと、クリシギゾウムシなどの甲虫となります。この小さな蛆虫はかつて釣り餌として使われていたそうです。また、その昔は鉄砲虫(カミキリムシの幼虫)と同様に昆虫食として食べられていたそうです。昔は貴重な蛋白源だったのでしょう。
落ちていた、イガに包まれた栗の実、
私は鉄砲虫や蜂の幼虫ぐらいしか食べたことがないのですが、栗に潜む蛆虫も甘いクリームのような味がするのではないかと思います。どんぐりにも似たような虫がいます。これからの季節、冬を迎える昆虫たちを観察するには最適な季節となります。
虫に食われ穴だらけの栗 虫が出た痕跡の穴 食害なしの栗、夕食に
田布施町 麻郷 ふるさと会の夏祭り反省兼懇親会
勤務終了後の18:00に、とあるお寿司屋さんで麻郷ふるさと会の打ち合わせがありました。皆さんが集まると最初に乾杯です。私はお酒を飲めないため、ノンアルコールビールで乾杯しました。乾杯後、各地域の嵯峨音頭の調査報告や、今後の予定などの発表がありました。そして、世界ジャンボリーでの嵯峨音頭披露や夏祭りなどについての反省会もしました。
ふるさと会の夏祭り反省兼懇親会を始めるにあたり乾杯!
各地域の嵯峨音頭の調査報告の時、私は城南小学校で行われた盆踊りと大波野の誓立寺で行われた盆踊りについて少しお話をしました。今後の予定は、高松八幡宮の秋祭り での太鼓演技、そして麻郷小学校運動会での太鼓演技です。なお、私は仕事の関係で今年も運動会には参加できそうもありません。賑やかで楽しい懇親会が終わると、一歩締めして散会になりました。
各地区の嵯峨音頭調査報告 楽しく賑やかな会話 最後に一本締め
大豆と小豆の株元の草取り、メダカ他
先日、耕運機を使って大豆と小豆の畝間を除草しました。しかし、耕運機では畝間の除草はできても株間の除草はできません。今回、株間の除草を手伝っていただきました。特に、EMさんは早めに来ていただいて実質半分近くの大豆や小豆の株間除草をしていただきました。ありがとうございました。また、草刈機で付近の草を刈ってくれたA君ありがとう。
大豆(右)と小豆(左)の前に坐り、手で株間の雑草を抜く
途中からETさんが除草に加わりました。そして、12時前には大豆と小豆の株間の除草が終わりました。ETさんに作ってきていただいたおにぎりなどを食べながらお昼休憩にしました。おにぎり等ありがとうございました。私はお菓子を数点持ってきました。木陰で、近況について談笑しながら楽しくお昼を過ごしました。
株間除草をするEMさんとETさん 木陰で談笑しながらお昼休憩
大豆と小豆の除草が終わると、M君の家にいきました。メダカを数匹もらうためです。我家のバケツ稲にボウフラがたくさんわいているための対策です。メダカをいただきありがとうございました。さっそくメダカ達はボウフラを食べています。その後、車修理やリコールの予約をしていた柳井市の車販売店に行きました。修理に2時間かかるとのことでした。その2時間を使って最初柳井園芸に行きました。そして、大根,白菜,そしてタマネギの種を購入しました。種を購入すると次に、使わないスマホの有料アプリを削除してもらうためauのお店に行きました。その後、近くのスーパーで時間をつぶしました。車の修理が終わると、母親に頼まれていた買物を済ませて我家に帰りました。
メダカを入れたバケツ苗 購入したいくつかの種 auショップに寄る
田布施町郷土館 石臼を修理して小麦を挽く
田布施町郷土館にはいろいろな昔の道具があります。地域の子供達にこれらの道具を体験する機会を設けています。その道具の中に石臼があります。しかし、手で回す取っ手が壊れていたため使うことができませんでした。今回、その取っ手を修理しました。前回は取っ手に使うため板を張り合わせしました。
図面に合わせて糸鋸で板を加工 取っ手を石臼に固定する穴を開ける
石臼に取っ手を固定する方法には大きく二つの方法があります。石臼の穴に取っ手を楔を使って打ち込み固定する方法、そして石臼に竹皮などで巻き付けた力で取っ手を締め付け固定する方法です。私は、後者に近い新たな方法で取っ手を固定しました。もちろん、楔や接着剤はいっさい使いません。
竹皮の代わりにシュロ縄 取っ手の軸より大きな竹筒 シュロ縄で取っ手を締付け
私は、竹皮を使うような竹細工技術を持っていません。このため、竹皮の代わりにシュロ縄を使いました。最初、水に濡らしたシュロ縄で取っ手を縛り付けました。シュロ縄が乾燥すると縄が縮むためさらに締め付け力が出ます。この方法は、私オリジナルの取っ手固定方式ですが思いのほか良好でした。
取っ手を修理した石臼を使って、小麦を挽くN館長
ついでにもう一つ工夫しました。取っ手軸の直径より大きな竹筒を取っ手に被せました。こうすると、取っ手を滑らかに回転させることができるのです。取っ手を修理後、実際に小麦を挽いてみました。私が先日脱穀して天日乾燥した小麦を使って挽きました。石臼はとても効率が悪い製粉機です。小麦粉を少しずつ少しずつ入れることが大切です。一度にたくさん入れると粉にならず回転に力がかかります。昔の人は、石臼で辛抱する心が磨かれた言います。2,3度繰り返して挽けばとても良い小麦粉になります。
少しずつ小麦粒を入れる 二人で挽くと回転が楽
美味しい栗カボチャと種食いカボチャの人工受粉作業
我家では、2種類のカボチャを栽培しています。一つは栗カボチャです。ややねっとり系の甘い小さ目のカボチャです。てんぷらにすると最高です。もう一つは、今年初めて栽培している、主に種を食べるカボチャです。もともと、カボチャは種が大きいので種を食べることができます。炒って食べるようです。最近パンに使われているのをよく見ます。
よく茂った種食いカボチャの大きな葉
このところ雨が多いためか、カボチャの実がなかなかできません。花びら内に水が溜まって腐る雌花ばかりです。このため、人工授粉をしてみることにしました。最初に、花が開いている雄花を探します。雄花はあちらこちらで咲いているためすぐ分かります。花びらを開くと、アリやマルハナバチが入っていることがあります。ハチは、ミツバチではなくマルハナバチが多くいました。
咲いたカボチャの雄花 雄花の中にいるアリ 雄花に入るマルハナバチ
雄花を根元でポキンと折って取り出しました。アリがいた場合は息を吹きかけて追い出します。そして、花びらを剥いで、雄花の雄しべをむき出しにします。これで、人工授粉の用意はできました。次に、雌花を探します。
葉の上にとまったバッタ 花びらを剥いでいる雄花 花びらをすべて剥いだ雄花
雄花はカボチャの葉の上の方に出ていますのですぐ分かります。しかし、雌花はカボチャの葉の下にひっそりと咲いています。そのため、葉をめくりながら探しました。すると、数個の雌花がありました。雌花の花びらを剥がして、雄花の雄しべを雌花の柱頭に擦りつけました。これで人工授粉の終わりです。ただ、今日はマルハナバチがよく飛んでいたので、人工授粉をする必要はなかったかも知れません。
雄花の雌しべを雌花の柱頭に擦りつける
ところで、自然授粉で2個の種食いカボチャの実が大きくなっていました。一つはソフトボール大、もう一つはラグビーボール大の大きさです。他に数個の雌花がありました。まだ花が散ったばかりなので実が大きくなるかどうかは分かりません。3日後に台風がまたやって来そうです。風が吹くとカボチャの葉が寝そべるように倒れます。台風が反れてくれると良いのですが。
花びらが散った雌花 ソフトボール大のカボチャ ラグビーボール大のカボチャ
私が好きな栗カボチャも大きくなっています。肥料が無くなってきたのか、所々黄色が目立つようになった葉です。ソフトボール大の実が一つ、直径2cm大の実が6個ぐらい実っていました。全部は大きくならないでしようが、4個ぐらい大きくなればなあと思います。この様子だと10月初めには収穫できそうです。このカボチャ、初春まで軒下で保存できます。
栗カボチャの茂った葉 直径2cm程度の栗カボチャ ソフトボール大の栗カボチャ
白菜の種まき作業、秋ジャガイモ発芽
キャベツ苗の移植が終わり、今度は白菜の種まきをしました。去年は苗を移植して栽培したり種まきして栽培したりしましたが、今年は畑に直接種まきして栽培するだけにしました。白菜は秋冬に欠かせない野菜です。炒めても、煮ても、漬物にしても良い、万能野菜です。ただ、我家で作り過ぎたことがありました。例えば、一昨年漬物をたくさん作りましたが、我家2人には多すぎました。その時はだいぶ捨ててしまいました。それ以降、12株程度の白菜を育てています。
白菜の種をまく畑を、耕耘機で何度も往復して耕耘
白菜の種をまく畑には小さな草がたくさん生えていました。そのため、耕運機で畑を何度も往復しながら耕しました。そして、種をまく畝に筋を付けました。その筋に、鶏糞肥料や化成肥料を入れました。続いて、その筋にクワで周りの土を寄せて盛りました。さらに、レーキを使って鞍型になるように整形しました。
畝筋に鶏糞肥料を入れる クワで山型に土を寄せる レーキで鞍型に畝を整形
畝が綺麗に鞍型になると、筒状に巻かれた黒マルチをほどくようにしながら畝上に展開しました。そのままでは風などで飛んでしまいます。飛ばないように黒マルチがピーンと張るように両側に土を寄せました。そして、寒冷紗を支える竹製のU字支柱を畝に挿しました。
黒マルチを畝に展開 ピーンと張るように土寄せ 竹製U字支柱を挿す
次に、ようやく白菜の種まきです。最初、50cm位の間隔で黒マルチに穴開けをしました。そして、その穴に種をまいていきました。一つの穴に5粒程度の種をまきます。発芽後2回に分けて間引きをして、最後に一本立ちにします。順調に育てば12月には美味しい白菜が収穫できるはずです。
黒マルチに穴を開け、一つの穴に5粒程度の種をまく
今年種をまいた白菜の品種は「冬峠」です。柳井園芸に行った時、たまたま見つけた白菜です。種袋を見ると、厳冬期に畑に置ける冬越しに強い品種のようです。種まきが終わると、種の上に薄く土を載せました。そして、寒冷紗を畝を覆うように張り、周りに土寄せをしました。一週間後には発芽すると思います。さて、今年はどんな美味しい白菜が収穫できるでしょうか。とても楽しみです。
白菜「冬峠」の種袋 寒冷紗を畝に張る 寒冷紗の周りに土寄せ
白菜の種まきが終了後、畑を見回っていると先日種ジャガイモを植えた畑の一部が発芽で盛り上がっていました。そして、その近くに発芽した秋ジャガイモを見つけました。無事に発芽したようです。夏に植える秋ジャガイモは、害虫や病気にやられることが少なくありません。このまま9月,10月と順調に育つと、霜が降りる頃の12月初旬には美味しい秋ジャガイモを収穫できると思います。秋ジャガイモは夏ジャガイモに比べて収量は多くないのですが、新鮮な採りたてジャガイモは格別です。
無事に発芽していた秋ジャガイモの芽