道了堂の見学を終わると、絹の道史料館へと向かいました。途中の道は、所々雪が積もっていたため注意深く歩きました。何百年も使われた道なのでしょう、削られたように道が窪んでいます。静かな古道をもくもくと歩きました。
何百年も使われた結果、削られたように窪んだ古道「絹の道」
30分ほど歩くと絹の道史料館へ続く広い道に出ました。その道を200mばかり進むと絹の道史料館に到着します。この資料館は、絹でもうけた豪商の家を改築したものです。石の階段を登ると立派な門が現れました。この門をくぐって史料館に入りました。
資料館への合流地点 絹の道史料館 資料館の立派な門
久しぶりに絹の道史料館に入りました。以前は土足で館内を見回ることができましたが、今は靴を脱いで供えつけのスリッパを履いて入ります。展示物は以前とあまり変わっていませんでした。絹で財をなして豪商の生活用品や絹織物などについての史料がたくさん展示されています。
絹の道史料館の内部、スリッパをはいて館内を見学
絹の道史料館を見学し終わると、諏訪神社を訪れました。この神社は、絹で財をなした豪商の寄付で再建されたとのことでこの地域で中心的な神社です。立派な石垣や石鳥居が建てられています。山に囲まれ、今はとても静かな境内になっています。お正月に地元の方々がたくさんな参拝するのでしょう。
静かな諏訪神社 名も知れぬ祠 派手なゲームセンター
諏訪神社を見学し終わると、ひたすら我家に向かって足を進めました。途中名も知れない祠,お地蔵様,記念碑,道標,そして道祖神などに出会いました。途中、派手なゲームセンターがありました。昔、私がよく遊んだゲームがないかどうか探しましたがありませんでした。
偶然発見した由木の薬師堂、周辺にたくさんのお地蔵様
我家に近づいた頃、近道をしました。ふだん使わない道です。その道を歩いていると、薬師堂があるではありませんか。石碑には、金峰山永林寺と刻まれていました。子供が小学生の頃、このそばの道をよく通りました。こんな所に薬師堂があることに、今迄気が付きませんでした。
この薬師堂から500m位歩いて、ようやく我家に着きました。歩いた距離は約20kmでした。1時間程度歩くつもりが6時間近く歩いてしまいました。心地よい疲れで、我家に着くと家内が帰るまでの間少し寝ました。
今回散策した、平山城址公園~絹の道などのルート
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日野市 平山城址公園~八王子市 絹の道方面をウォーキング(3/3)
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