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Channel: 東京里山農業日誌
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柳井市 楽しかった平郡島 ウォーキング(2/3)

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 牧場の牛を見ながら道を下ると、砂浜が続く海岸に出ました。海岸に着くと、平郡島在住のMさんが待っていました。Mさんは平郡島の観光などの振興したり、海士や保護司などの仕事をされている方です。砂浜に生えている貴重な植物などを教えていただきました。ありがとうございました。

  五十谷の海岸に到着     砂浜に生える植物を観察   動植物を説明中のMさん
  

 次に、下見時に潮が満ちていたため行けなかった三島の海岸線を歩きました。海岸線は岩場だらけですので、どこをどう歩いてよいかルートが分かりません。Mさんに、三島の先端へと続くルートを案内していただきました。さらに、この海の危険性や海岸の岩場に住む動物や海藻などについて教えていただきました。

              五十谷の砂浜から、一転して三島の岩場ルートを散策


 三島の海岸線は潮が引くと、広い面積が地上に顔を出します。流れ遅れたクラゲがあちらこちらにありました。また潮だまりには、巻貝やカニなどの生き物がいました。岩の隙間には、亀の手,瀬戸貝,そしてイソギンチャクなどがいました。子供達も海の生き物や海藻などに興味を示しているようでした。海の勉強にはもってこいの日でした。私も童心に戻って、石をはがしてみたり、隙間を覗いたりしました。

  岩場の動植物を探索     三島先端の祠前の石鳥居     二つの祠をお詣り
  

 三島先端近くに石の鳥居がありました。そして、その鳥居から上に向かって階段がありました。その階段を登ると、二つの祠が安置されていました。Mさんのお話では、農業に関わるらしいとのこと。それぞれの祠の由来は何なのでしょうか。また、いつ頃に安置されたのでしょうか。両方の祠は比較的綺麗です。ご神体を最近、古い祠から新しく祠に移し替えたのかも知れません。玉石やその周辺も綺麗でした。

                   三島先端近くにある二つの祠前


 三島先端近くの祠から平郡島を振り返りました。五十谷の砂浜から三島まで通じる堤防が真っ直ぐ見えました。そして、砂浜と三島に内海のように囲まれた海がとても綺麗でした。海の所々に海藻が漂っているのが分かります。この海藻の中には、いろいろな魚がいるのでしょう。潜って観察してみたいものです。夏にでも再びこの海に来て、水中メガネを付けて潜ってみたくなりました。

             三島先端近くの祠から、五十谷海岸の砂浜方面を振り返って


 祠をお詣りすると、海岸の岩場に降りました。そして、遊びがてら貝がいないか掘ってみたり、食べることができる海藻がないか探しました。白くなったテングサが少しありました。テングサそっくりの別の海藻もありました。良く見ると、少しばかりテングサより太いので違うことが分かります。アサリの貝殻あったので掘ってみましたが、アサリはいませんでした。Mさんによると、ここは岩場が多いため、エイによる貝の被害は無いとのこと。大嶽を下見ウォーキングした時に私はアワビを購入しました。アワビがどんな岩場に住んでいるのか見てみたいものです。

   青海苔で緑色に染まった岩場            採取物を手に五十谷海岸に戻る
 

 岩場は主に青海苔で覆われているため、緑色をしています。注意深く歩かないと滑って転んでしまいます。ビニール袋でも持って来ていれば、この青海苔を採取してみたいと思いました。私が子供の頃は、自由に海岸に出て自家用に青海苔を採取していたものでした。今は、漁業権の関係で採取できない場所が所々あるようです。

                今回ウォーキングした、平郡東地区のルート


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