先月下見をした平生町の佐賀地区をウォーキングをしました。台風の影響で早朝まで小雨が降っていました。このため、ウォーキングを中止にしようか直前まで迷いました。車で集合地点に向かっている時も、時おり小雨が降ってきました。ところが、9:30に集合した時からにわかに天気が回復してきたのです。中止にしなくて本当に良かったです。
佐賀公民館をスタート 地元の盆踊り会場 八幡社の石鳥居と階段
集合したのはJAみなみ周防平生支店です。最初の計画では、ここから夫婦松まで車で行って、夫婦松から佐賀公民館までウォーキングする予定でした。しかし、昼食場所,休憩場所,そしてトイレを考えながら下見をした結果、逆の佐賀公民館から夫婦松までウォーキングするコースに変更しました。結果的にこの変更は正解でした。
八幡社のお社 旧佐賀小学校の講堂 旧佐賀小学校の石碑
佐賀公民館をスタートするにあたり、岩田遺跡について説明しました。ここの縄文遺跡で発見されたどんぐりの貯蔵庫について、関東地方の縄文遺跡などとの関連性なども説明しました。稲作が伝わっていない古代、どんぐりは美味しくはなくても貴重な食べ物だったのでしょう。この地域は古代、海や山の幸に囲まれた豊かな地域だったのではないかと思います。
白鳥神社はちょうどお祭り、のぼりがたなびく
佐賀公民館を出ると、麻郷や麻里府などと同じ嵯峨音頭を踊る会場を通りました。麻郷嵯峨音頭との違いを知りたいものです。次に、八幡社に行きました。石鳥居をくぐり、長い石段を登りきるとお社があります。お社前の広場は、綺麗に掃かれていました。
白鳥神社の石階段 白鳥神社の拝殿 お祭りの飾り付け
続いて、白鳥神社に行きました。ちょうどお祭りの日だったようです。神社の境内にのぼりが数旗立ててありました。風が強かったので、のぼりがたなびく音が聞こえました。大きな石鳥居をくぐった後、長い境内を白鳥神社に向かいました。途中、旧佐賀小学校の講堂がありました。今は何に使われているのでしょう。そして、その近くに旧佐賀小学校跡の石碑がありました。
白鳥神社の拝殿内、いろいろな提灯が並ぶ
白鳥神社に着くと、石階段を登って拝殿に向かいました。下見の時は入れませんでしたが、お祭りのためでしょうか拝殿内に入ることができました。内部はとても綺麗にしてあり、天井にはこれまで寄進した方々の名前やお祭りの写真などが飾られていました。
前方部の石鳥居 白鳥古墳の側面部 宝暦年号のお地蔵様
白鳥神社のお詣りを済ませると、白鳥古墳の周辺を歩きました。白鳥神社は白鳥古墳の後円部のほぼ中心にあります。白鳥神社の拝殿から古墳の前方部に降りました。そして、古墳の側面を歩きました。側面の小山が古墳なのです。歩いていると、今は小山に変貌していますが、かつては巨大な古墳であったことを実感できます。なお、この白鳥古墳は山口県と広島県で一番大きな古墳とのことです。
今回ウォーキングした平生町佐賀