光市の伊保木で嵯峨音頭の練習があるとのことで、A君とKさんとで伊保木公民館に見学に行きました。到着後しばらく待っていると、伊保木公民館長が来られました。そして、次々に嵯峨音頭に関わる方々がやってきました。最初に、太鼓を教室内に運んで組み立てました。太鼓の種類,数,そして台が麻郷と少し違いました。
太鼓の組み立て くどきと太鼓の表 嵯峨音頭の太鼓練習
練習する前に、くどきの太鼓の表があるのに気がつきました。一種の音符のようなものです。ところで、嵯峨音頭を練習する前に思わぬ方々に出会いました。一人は快山窯のご主人です。そして、美土里窯の奥様です。両者共に伊保木~岩屋ウォーキング時に御世話になりました。また、私の家の近くに住んでいる方の従弟さん(Iさん)がおられました。Iさんのお父さんはやはり嵯峨音頭のくどきなどが得意で、麻郷鳥越の盆踊りなどに遠征していたことがあったそうです。ちなみに、Iさんのお母様は鳥越出身です。
伊保木の嵯峨音頭の太鼓練習開始
伊保木の嵯峨音頭のくどきは「えびやのじんく」です。室積の杵崎神社などが歌われていました。太鼓の旋律はやや違うものの、ほとんど麻郷嵯峨音頭と同じでした。また、踊りは全く同じでした。そのため、踊りの時は、私も一緒になって踊りました。伊保木の嵯峨音頭は、かつては田布施の麻里府や竹尾などと頻繁に交流があったようです。そのため、それほど違いが出なかったのではないかと思います。
ちなみに伊保木と岩屋は、今は光市ですが、江戸時代は田布施の一地域(上関審判勘場の管轄)でした。今でも、竹尾龍泉寺の門徒や高松八幡宮の氏子の方が多く住んでいます。
絵にした足の運び くどき側から太鼓を見て 嵯峨音頭を一緒に踊る
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光市 伊保木の嵯峨音頭を見学
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