朝から草刈りしたり、耕運機で畑を耕したりしました。9月は作物を作るにあたって大切な時期です。そのため忙しいのです。10月は冬に向かって急激に寒くなります。そのため、10月以降に種まきする野菜は限られてきます。そのため、9月はいろいろな秋冬野菜の種まきをしたり苗を植えたりする大事な季節なのです。栗などの木の実の収穫とも重なり、忙しい時期となります。
残したジャガイモを掘る 出てきたジャガイモ 今日収穫したジャガイモ
午前中草刈りや耕耘をしましたが、午後は夏に掘り残したジャガイモを収穫しました。そして、その場所に秋キャベツの苗を植えることにしました。その場所を丁寧に耕運機で耕して、キャベツ用の畝に切り替えました。本来ならば雨が降った3日後頃が土が適度に乾いていて最適なのです。しかし、これから仕事などで忙しくなり、また最近は雨続きで天候が読めません。昨日雨が降って土の湿り気が強かったのですが、キャベツ苗の植え付け作業をあえてしました。去年も同じ頃、キャベツの苗を植え付けしました。
昨日雨が降ってやや土の湿り気が強いものの、耕運機で畑を耕す
秋キャベツ用の畝が出来上がると、近くの園芸店に秋キャベツの苗を買いに行きました。実は8月初めに種を蒔いて苗を作っていたのですが、猛暑の中うっかり枯らしてしまいました。購入したキャベツの品種は「おきな」です。耐暑・耐病性に強く、定植後60日位で1.5kg位に太る早生種とのこと。早ければ11月に収穫できるようです。
定植位置決め用の紐 鶏糞肥料を畝にまく 肥料の上に土寄せ
苗を購入して帰ってくると、苗を植える位置を決めるための紐を張りました。そして、植え溝に沿って鶏糞肥料を入れました。肥料を入れた後、その上に土を被せました。
ところで、キャベツや白菜などの葉物野菜は肥料の効果が顕著です。逆に、サツマイモなどのように葉ではなく芋を太らせたい場合は肥料はあまり入れません。芋類に肥料を施すと、葉ばかり茂って肝心な芋が太らないからです。
肥料を入れた後に土を被せ、レーキを使って畝の形を整える
土を被せた後、レーキを使って畝を鞍型に整えました。鞍型に整え終わると、黒マルチを張りました。ロール状になった黒マルチを畝に広げると、両端を石かレンガで固定します。そして、両脇にクワで土を寄せるようにします。このようにして黒マルチを畝に張りました。
黒マルチを張ると、雨は畝の両脇に流れ落ちます。また、黒マルチは雑草が生えにくい利点があります。今は暑いのですが、晩秋になると寒くなります。しかし、黒マルチを張っていると保温・集温効果のため土が暖かくなり、野菜の成長に良い効果があります。私は一年を通して黒マルチを多用しています。
黒マルチを広げる 黒マルチの脇に土寄せ 竹のU字支柱を挿す
次に、寒冷紗を支えるためのU字支柱を畝に刺していきます。このU次支柱は3年前に竹で自作したものですが、かろうじてまだ使えます。1本だけ折れてしまいましたので、もうそろそろ新しく更新する必要があるU字支柱です。
秋キャベツの苗を1本1本丁寧に移植
畝にU字支柱を挿し終わると、購入した秋キャベツの苗を1本1本丁寧に植え付けて行きました。今回は15個の苗を植え付けました。植え終わるとジョロで水をかけました。最後に、虫除けの寒冷紗を畝の上に被せました。そして、寒冷紗の両脇に土寄せして固定しました。これで、秋キャベツの植え付け作業は終わりです。
これからの時期、秋の大物野菜である白菜,大根,タマネギなどの種を次々に蒔こうと思います。忙しい9月になりそうです。ところで、秋キャベツの苗が数本余りました。近くに住むEさんにもらっていただきました。
ジョロで水をかける 寒冷紗の両脇を固定 寒冷紗の中の苗