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Channel: 東京里山農業日誌
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田布施町 城南 石ノ口方面ウォーキングの下見(2/3)

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 了法寺を出ると、小雨の中を円満寺に向かいました。円満寺は田布施町に二ヶ所あります。一カ所は、長合の円満寺でJR田布施駅の北側あります。もう一カ所は、今回訪問した石ノ口の円満寺です。小雨の中、円満寺に着きました。ご挨拶した後、本堂に上がらせていただきました。ありがとうございました。これで、少しばかり雨宿りすることができました。

                小雨が降る中、石ノ口の円満寺に到着



 円満寺の方にお話を伺っていると、かつてこのお寺では幼稚園(城南幼稚園)をしていたことが分かりました。城南幼稚園の前身は、城南石ノロ地区の季節託児所として、昭和十四年から春の田植えの季節のみ、円満寺の境内で乳幼児を預かり面倒を見たのが始まりだそうです。昭和二十七年に正式に開園し、平成になり閉園しました。
 一緒ににウォーキングの下見をしたTさんは、この城南幼稚園の卒園生(昭和36年卒園)とのこと。と言うことは、私の中学・高校時代の城南出身同級生のうち何人かは、この幼稚園を卒園したはずです。そこで、円満寺の方に城南幼稚園のことをいろいろ教えていただきました。

     石ノ口円満寺の本堂               幼稚園時代の名簿と写真の数々
 

 私は平生保育園を昭和34年に卒園しています。その同じ年、同級生の何人かはこの城南幼稚園を卒園しているはずです。そこで、昭和34年3月卒園生の写真を見せていただきました。すると、見覚えがある顔が何人かありました。最近一緒にウォーキングしたり、ミニ同窓会で会っている人も写っていました。なお、この秋に田布施で講演予定の日本の宿 古窯 女将 佐藤洋詩恵 美恵? (旧姓T)さんもここに写っていました。残念ながら私は彼女を知りませんが、城南出身同級生の何人かは子供の頃に一緒に遊んだことがあるそうです。

           昭和34年3月城南幼稚園の卒園生達、懐かしい顔がいくつか


 今回ウォーキングの下見を一緒にしたTさんも、この城南幼稚園の卒園生です。納所近くから城南小学校まで延々と歩いて通園したそうです。あれから50年以上の月日が過ぎています。道路も変わり、通園した道をはっきりとは思い出せないとのこと。この写真を見て、送り迎えをしておられた園長先生が懐かしいようでした。

               昭和36年3月城南幼稚園の卒園生達


 円満寺に着いてから雨が強くなりました。そのため、ここで昼食休憩をとらせていただくことになりました。城南の同級生達を思い出しつつ、談笑しながらの休憩です。しばらくして雨が止んだ頃、円満寺を出ました。舗装道に出ると、ゆるい上り坂を八幡寺に向かいました。

    小雨の八幡寺         八幡寺内のお地蔵様      八幡寺外のお地蔵様
  

 当初、八幡寺の名前を知りませんでした。以前、観音堂とか聞いたことがありましたが、今回「八幡寺」であることが分かりました。このお寺は防陽八十八ヶ所霊場の第三十一霊場札所です。建物を見たところ、寺と言うよりも庵に近いと思われます。どうしてお堂,庵,又は寮ではなく、寺なのか知りたいところです。以前、ご住職様がおられたのでしょうか。ちなみに、江戸時代後期の風土記「防長注進案」には八幡寺の記述は見当たりません。

                 今回下見した、城南石ノ口方面


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