先日、庭のカイズカイブキを伐採した時、どういう訳かチェーンソーが不調でした。切れるのですが、傾けたり、回転数を上げたりすると、不安定になって止まることがあるのです。ただし、エンジンが温まるとその症状が少し減ります。そのため今回、チェーンソーを整備することにしました。キャブレターが故障しているようならば分解する必要があります。購入してから8年近くなるので、不調になってもおかしくはありません。ただし、真冬でもエンジンのかかりは好調です。ニードルバルブあたりにゴミでも詰まっているのでしょうか。
不調になったガソリンエンジン式チェーンソー
このチェーンソーは、父親が8年前に購入ました。私がこのチェーンソーを初めて使ったのは購入直後のしいたけのほだ木を作るときです。父親はいつもノコギリで伐採していたので、チェーンソーの使い方がよく分からなかったようです。その点で私は、東京で暮らしている時にホタルのすみか作りなどでよく使っていました。ガソリンエンジン式以外に、電気式のチェーンソーも使っていました。
空気吸入口を分解 目詰まりしたフィルター キャブクリーナーで掃除
チェーンソーは木屑で吸入口が目詰まりすることがあります。最初空気吸入口を調査しました。すると、フィルターが木屑と油でびっしり詰まっていました。油がびっしり付いているため、刷毛ではとれません。キャブクリーナーで油分を溶かして除去することにしました。
フィルターをキャブクリーナーに浸けている間、キャブレターの調子をみました。すると、エンジンの始動はまったく問題ありません。しかし、チェーンソーを斜めにすると回転が弱くなるのです。やはり、キャブレターにゴミが詰まっているなどのトラブルがあるようです。
チョークを入れると、容易にエンジン始動可
キャブレターを分解するのが面倒なので、一度エンジンを最大限にしばらく吹かしてみました。吹かすことでたまに目詰まりが無くなることがあるためです。すると、調子が良くなりました。斜めにしても回転が落ちません。この方法は、バイクのキャブレターが目詰まりした時にも応用できます。ただ、根本的な解決方法ではないため、時間が空いた時にキャブレターを分解・掃除しようと思います。続いて、チェーン駆動部の掃除をしました。ついでに、チェーンの刃を研いでおきました。
チェーンガイドバー部の掃除 チェーン駆動部の掃除 チェーンの刃を研磨
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チェーンソーが不調のため整備
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