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Channel: 東京里山農業日誌
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上関町 八島ウォーキングの下見(2/3)

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 八島神社の石鳥居を出ると、古浦の美しい海岸が目に飛び込んできました。八島神社で時間をつぶしたため、与崎方面の先には行くことができません。その手前で、昼食休憩をとることにしました。涼しい海風,潮騒の心地良い響き,そして暖かい日差しに囲まれて、皆で談笑しながら楽しく食事をしました。

             古浦の砂浜から見た与崎方面の島、白砂がきれい


 去年行った平郡島も良かったのですが、古浦の海岸線もなかなかのものです。漂着物が多かったのは少しばかり残念ですが、それを補って余るほどの綺麗な海岸です。与崎の北端はさらに絶景なのではないかと想像できますが、今回のウォーキングでは行くことができません。来年以降の課題です。

  振り返って見た八島神社     古浦の砂浜を歩く      与崎の手前で食事
  

 ところで、これほど立派な神社が何故八島港から4kmも離れた場所に孤立してあるのか不思議です。お年寄りにはつらい移動距離です。かつてのお祭り時に八島神社から神輿船が数隻も出ていたことから類推すると、昔古浦にはそれなりの集落があったのではないでしょうか。八島はハワイへの移民がとても多かったそうです。この古浦からも移民した方が少なくなかったのではないでしょうか。その後、何らかの理由で古浦では民家が絶えたのかも知れません。そのいきさつを知っている方が、八島に今何人おられるでしょうか。

               古浦海岸側から、与崎方面の島を背に


 私の祖母はアメリカで生まれました。ところが、祖母の母親(私の曾祖母)が現地で亡くなったため子供の頃に日本に帰ってきたそうです。祖母の姉はそのままアメリカに残りましたが、戦時中に日系人として収容所に入れられたそうです。その後、祖母の姉の子供2人(姉妹)は今、アメリカ人として暮らしているとのこと。八島から移民された方々も、私の祖母と同様に幾多の困難があったはずです。

   島の緑,空の青,そして波しぶきの白がとても映えていた与崎方面の島並み

 食事を済ませると、古浦港に行ってみました。ここから、昼食休憩をとった場所や与崎方面の島並みが見えます。そして、その向こう側に平郡島がうっすらと見えました。島の新緑,空の青さ,そして波しぶきの白のコントラストがとても映えていました。今回は、下見とは言え天候に恵まれました。5月15日予定の八島ウォーキング本番も今回のような好天だと良いのですが。

  古浦からしばらく登り坂     しばらく歩くと下り坂      砂洲のお地蔵様群
  

 古浦海岸の景色を楽しむと、八島港まで歩いて戻りました。途中、お祭りから帰る方々(車に乗車)とすれ違いました。1時間程度歩くと、砂洲でお地蔵様群に寄りました。

                    下見ウォーキングした八島のコース


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