先日ジキタリスの花が一つ咲いていると思っていたら、雨の中をすべての株のジキタリスが花を咲かせていました。雨粒が入り込まないように、すべての花はだらりと下を向いています。雨に強い花なのでしょう。色は白とピンクが多く、濃さが少しずつ違います。また、同じ色でも花びらの内側の模様がそれぞれ違っていました。
すべての株の花が咲いたジキタリス、手前は薄いピンク色の花
ところでは、ジキタリスは他の花に比べて、葉に対する花の割合が多いことです。花が咲きすぎると、栄養を取られてしまうのではないかと心配です。柿のように、今年花が咲くと来年はお休みするような隔年性があるのではないかと思ってしまいます。来年も立派な花を咲かせるためには、花が散った後たっぷりと肥料をやって根を育てる必要があるように思います。
白ジキタリス1 白ジキタリス2 白ジキタリス3
ジキタリスは毒があるとよく言われます。その毒は、花,葉,茎,そして根のどこにあるのでしょうか。葉に虫の食い跡がないことから、少なくとも葉には毒があるようです。それだけ農薬をまかなくてもよいので、育てやすいのだと思います。来月には花が散ってしまうようですが、来年以降もずっと花を楽しませてくれるでしょうか。
ピンク色の濃いジキタリス
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各株のジキタリス、すべての花が満開
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