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Channel: 東京里山農業日誌
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柳井市 余田新庄方面史跡巡りウォーキングの下見(1/2)

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  ようやく、今月予定の柳井市余田新庄の史跡巡りウォーキングの下見をすることができました。何度も下見を計画しながら、そのつど雨で中止となっていたので困りはてていました。今回の下見、酷暑で少しばかり疲れました。手の甲が日に焼けてひりひりしています。

 灸川傍の流れ恵比寿       極楽寺跡のお堂      岩国竪ヶ浜往還の石碑
  

 本番通りに朝10時に東田布施公民館に集まり、下見に出発しました。最初訪れた史跡は流れ恵比寿です。灸川傍の田んぼのど真ん中に鎮座しています。その昔、ここが海峡だった頃、宮島から流れ着いたとされる恵比寿様が祀られてます。次に、水金古墳に行こうかと思いましたが、先日の調査時に笹が繁していることが分かっていました。そのため、本番ウォーキングでは行かないことにしました。次に極楽寺跡に行きました。このお寺は、知願寺と大恩寺間の防陽第二十七番霊場です。しかしながら、50年位前に廃寺となりました。今は、その跡とお堂が残っています。

   涼しい中村林道      中村地区のお堂       静かな明顕寺
  

 続いて、岩国竪ヶ浜往還道を物語る石碑を見学しました。今の平生町竪ヶ浜は江戸時代、岩国藩余田の一地域でした。そのため、竪ヶ浜と岩国を繋ぐ往還道がありました。竪ヶ浜荒木にはその往還道の面影がまだあります。次に涼しい中村林道に入りました。中村林道を歩いたのは、赤子山ウォーキング以来です。

            とても素晴らしい明顕寺の山門


 うっそうとした竹藪の間を通る中村林道を抜けると、余田中村地区に着きます。さっそくお堂内のお地蔵様を見学しました。このお地蔵様は、母乳が良く出るとの由来があるそうです。粉ミルクが無い時代、母乳の出る出ないは子供の死活問題だったのです。昭和二十三年に再建されましたが、今は少しばかり傾いており、戸が閉まりません。なお平生町の木村(こむら)のお地蔵様も、母乳に関わる言われがあります。

 明顕寺の水子地蔵尊      ため池の地蔵尊      小高い場所のお堂
  

 その後、しばらく歩いて明顕寺に到着しました。ここでお昼休みを取りました。なお、麻里府の明楽寺は、この明顕寺が発祥とのこと、明顕寺の「明」をいただいたのではないでしょうか。お昼休憩が済むと、臥竜梅に行く予定でした。しかし、梅の季節でもなく日陰が全くない登り道ですので、今回の史跡巡りウォーキングから外すことにしました。明顕寺の後、ため池のお地蔵様や祠を見ました。そして、小高い場所のお堂に行き、積蔵寺に向かいました。

             下見として歩いた余田新庄のコース


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