夏は各地でいろいな夏祭りが盛んです。私は、なるべくたくさんの夏祭りに参加するようにしています。そして、できるかぎり記録しています。今回参加したのは、麻郷 新川川添に伝わる天王もうしです。私が住む高塔は戦前に、軍のために住民全員が疎開させられました。そのため、伝統的な催しや祭りは絶えています。復興された祇園牛頭天王社祭だけです。
荒神様の祠 浮島神社の明神様 天王もうしの準備
新川川添には、伝統的な催しやお祭りがたくさんあります。例えば、荒神様,地鎮様,天王もうし,浮島神社祭,風鎮祭などです。川添地区は、歴史的にみて江戸時代初期に作られたことが分かっています。当時の川添氏が海を干拓してできた地区です。川添氏が、中村,曽田,弥冨家などを呼んで川添地区(川添東)ができました。これらの数家は最初、比較的高台の川添東のそらじょうに住んでいたのではないでしょうか。そのためか、そらじょうには古い催しがよりたくさん残っているようです。
お神酒を注いて、天王もうしの準備をする宮司さん
今回の天王もうしのことをお聞きすると、川添東の当屋一人と川添西の当屋一人、そして浮島神社の総代が、天王もうしを準備しお祭りするようです。私は部外者ながら、天王もうしに参加させていただきました。ありがとうございました。
天王もうし以外に、荒神様,地鎮様,浮島神社祭,風鎮祭などについてもお聞きしました。これだけたくさんの伝統的な催しがあるのは、それだけ古くから、川添に人が住み続けている証拠ではないでしようか。これらの催しを、なんとか記録に残そうと思っています。
天王もうしをされる宮司さん 天王もうし当屋二人と浮島神社総代
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田布施町 麻郷 新川川添の天王(てんのう)もうし
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