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Channel: 東京里山農業日誌
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田布施町 城南 犬田~潤田~原の史跡巡りウォーキングの下見(1/x)

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 今月25日予定の城南 犬田~潤田~原の史跡巡りウォーキングの下見に行ってきました。計画した8月は猛暑ため下見に行く気力が失せていましたが、数日前に急に涼しくなったため快適な下見をすることができました。下見のスタートは城南公民館です。いつもの3人が10時に集まり、最初は犬田(いんだ)に向かって歩きました。

          最初に目指した犬田大師堂、右は犬田地区の集会所


 最初に行ったのは犬田大師堂です。この大師堂は昭和50年に失火により炎上したそうです。たくさんの仏像や巻物、そして天井絵などが灰になったそうです。しかし、半年後に再建されたとのこと。江戸時代の記録「防長注進案」によると、江戸時代は小庵だったそうで200年以上の歴史があります。

  歴代和尚の墓地       犬田大師堂内        八十八箇所を探索
  

 犬田大師堂の裏山で八十八箇所巡りができます。今回その八十八箇所巡りをしてきました。お寺の裏山にある同じような八十八箇所巡りは小規模です。しかし、犬田の八十八箇所は一周1km以上はあります。巡礼中一番困ったのは蚊が多いことです。蚊を払いながら歩きました。そして、巡る人が少ないのか、道が蜘蛛の巣だらけだったことです。そのため、先頭を歩く人は木の枝を振りながら行きました。

  道脇にあるお地蔵様     五番のお地蔵様      背を向けたお地蔵様
  

 八十八箇所をどんどん進んでいると、背を向けているお地蔵様があることに気が付きました。しかし、その時は背を向けている理由が分からずどんどん巡礼道を進みました。そして、30番位のお地蔵様でパタリとお地蔵様が消えてしまいました。次の番号のお地蔵様はどこにあるのか探しました。

             30番位でパタリと無くなったお地蔵様


 次の番号のお地蔵様が探していると、巡礼の道がその場所で西に大きくターンしていることに気が付きました。そのターンしている道を行くと、次のお地蔵様が見えました。次の番号のお地蔵様を見ながら歩いていると、右手の向こうに大岩が見えました。その時、この犬田の巡礼ルートが明治初期に今の位置に移転したことを思い出しました。その移転時に、大岩に掘られた麻磨崖仏だけが巨大すぎて移動できなかった史実を思い出しました。その磨崖仏が彫られた大岩ではないかと直感しました。それを確認するため元来た道を引き返しました。

     今回下見した、犬田~潤田~原の史跡巡りウォーキングルート


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