今年も少年少女発明クラブチャレンジコンテストがありました。私は、去年と同様に走行中の採点をしました。最初に、チャレンジコンテストの前に走行車両の車検をしました。子供たちが作った車両が50cm x 50cm x 50cmの大きさに収まっているか検査するのです。1cmでもオーバーしていると出場できないのです。
出場者を前に、会長によるチャレンジコンテスト開催挨拶
無事車検に合格すると、車体に車検証が張られます。これで晴れてチャレンジコンテストに出場できます。全員が合格しました。次にコンテストの順番をじゃんけんで決めました。コンテストは10時40分頃に始まりました。それまで、各自練習をしました。うまく動くでしょうか。
車検に合格すると車検証 出場の順番をじゃんけんで決める
コンテストのポイントは、いかに後続車を連結して、障害物を避けながら、1分以内にゴールに到着するかです。早く動かすためにはギヤ比を少なくして車輪の回転数を上げます。しかし、走行車の速度は早くなりますが操作が難しくなります。一方、ギヤ比を多くして速度を落とすと、操作は容易になりますが速度が遅くなり1分以内にゴールに着くことが難しくなります。
規定をすべてクリアした走行車と連結車
今回規定をクリアした車両は一台だけでした。他は1分以内にゴールに着かなかったり、操作が難しくて連結ができなかったり、障害物に当たり減点された車両などです。簡単なようで、なかなか奥の深い、速度や重さなどの原理が体現できるコンテストだったように思います。
惜しい!数秒超過した車両 動きがやや遅い車両 ゴールで見守る家族
チャレンジコンテストに参加する車両作りは7月半ばにスタートしました。夏休みを使うなどして、とても短い期間で作りました。そのため、コンテスト中に壊れてしまったもの、電気がショートして走行中に熱くなり電池切れしてしまったもの、操作が難しくなかなか連結できなかった車両などがありました。保護者や兄弟達はきっとハラハラしたに違いありません。
審査員の採点を計算するスタッフ 出場者全員に表彰状授与
走行は各自二回としました。その二回のうち、最も良かった点数を採用しました。なお、走行前に故障したことが分かった場合、順番を次に回しました。走行中に故障して動かなくなった場合はリタイヤとしました。
コンテストが終わると、採点表を集めて合計点を計算しました。そして、順位を決めて表彰しました。
表彰が終わった後、会長による講評