次々に神社を初詣しましたが、地域に根差した神社がこれほど多いとは思いませんでした。一つの地域に一つの神社があると思えば当然のことです。しかし近年、信仰する人が減るのか、少子高齢化の影響なのか、寂れている神社が少なくないのです。仕事柄各地の神社仏閣を訪れますが、仕方ないとは言え寂しいかぎりです。
田名の百済部神社 神花山麓の神花社 佐賀の八幡神社
田名の百済部神社の次に、神花山古墳で有名な神花山麓に鎮座する神花社を訪れました。お社の近くにある四つの祠に、それぞれ注連縄が張ってありました。続いて、佐賀に行きました。最初に八幡神社に行きました。小山の頂上にあるこ小ぶりな神社です。続いて、白鳥神社に行きました。巨大古墳の後円部に鎮座する神社です。
巨大古墳の後円部に鎮座する白鳥神社
続いて、はくとり稲荷大社に行きました。たくさんの人が詣でていました。この神社は、私の高校時代の同級生のお父さんが建立したとのこと。一代でこのような立派な神社を建立するには、それなりの霊力,努力,人脈などがあったはずです。どんな方だったのでしょうか。今思えば、高校時代に図々しい位にたくさんの友達を作っておけば良かったなあと思いました。そうすれば、卒業45年後の今、もっと交流できたのではないでしょうか。そして、子供の頃に体験したしきたりや風習の数々を聞くことができたのにと思いました。
はくとり稲荷大社 黒羽根の集会所 45年ぶりY君
たくさんの神社を初詣しましたが、今回は南陽霊場第十八番札所善光庵を探すことも目的の一つでした。そのため、佐賀魚見を過ぎて最初の集落を調査しました。そして、集落の上の方に集会所を見つけました。広場にはお地蔵様を思わせるように石がいくつか置いてありました。その集会所を眺めていると、ある女性が山から降りてきました。その女性の話では、主人が詳しいのではないかとのこと。少しして、ご主人がやってきました。そして驚きました!
綺麗に飾られた、尾国の加茂神社
そのご主人と話をしていて、お互いに高校時代の同級生と分かりました。後で調べてみると、なんと三年生時代同じE組だったY君でした。さらに驚いたのは、奥さんです。その方も同級生(旧姓Aさん)だったのです。言われてみて、かすかにA組だったことを思い出しました。新年早々こんな事があるのですね。お互いに同級生だと分かり、びっくりしたと同時に、嬉しくなりました。
なお、集会所にはたくさんのお地蔵様が安置されていました。また祠も安置されていました。その昔、庵か大師堂などだったのではないかと推測されます。そして、御幣付きで亥の子が飾られていました。かつては子供達がこの亥の子を突いて回っていたのでしょう。こんなに大切に飾られている亥の子を初めてみました。
続いて、尾国の加茂神社を訪れました。その後、上関町に入りました。
初詣のために通った、麻郷,平生町,そして上関方面のコース
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麻郷,平生町,そして上関方面の神社を初詣(3/x)
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